聞かぬが得策 しからずんば
嫌なことでもあったのか、職場で皆ピリピリしている。いい気味だこういうときになだめようとか機嫌とろうとかしても、とばっちりとかやつ当たりをくらうだけなので、対処法としてよくやるのが「自分も不機嫌になる(ように見せる)」ことなのだった。難しそうな顔をしたり、呼ばれても低い声で返事したりする。こうすりゃ怒りの矛先が向いてもある程度おどおどしないで対処できるね。
さすがにドアをでかい音で閉めたり、やたらと舌打ちしてたりするとまずいレッテルを貼られることになるのでやらないが。
いよいよ他者から自分への引き継ぎが本格化し、新たな仕事が出てきた。どうも教わってることに疑問が感じられる。他部署に問い合わせしなきゃならないことが毎月生じるが、こちらで考えればわかるだろうということまで質問しなけりゃならない。相手からの回答の内容がほぼ確定していることをそれでも問い合わせる。言質をとるとかにしても外部に証明の必要すらないことなのだ。
問い合わせの前に、教わった人に、「これは聞かなくてもいいんじゃないですかね」と確認したが、「聞くのはタダだから全部聞け」ときた。あの、相手は外部の優しいコールセンターとかじゃなくて社内で地位が上の人たちなんだぞ。
実際にメールで尋ねたら、案の定聞かれた側が不機嫌になって、いきなり電話がかかってきて怒られた。「そんなことぐらいわかるだろう、教わってないのか」
教わってません。いきなり馬鹿認定だ。気が重いな。