Not Found ネットから削除された禁断動画 ほんとにあった！呪いのビデオ・封印映像他感想
Not Found ネットから削除された禁断動画(26～30) 感想
2019/01/01
Contents
Not Found26 ネットから削除された禁断動画 ★★★
21を見てからしばらく見られていなかった。さかのぼって今後見て行きたいと思う。今作はバラエティー豊かな内容で結構面白いが、かなり不快な映像もあるのでそこは勘弁。
「〇〇ラーメン」
動画投稿用にオリジナルラーメンを作ってみたという内容だが、ひどい。見なくていいと思う。
「コインロッカーの中から」
コインロッカー内に放置されている荷物を確認して捨てたりする業者の映像。わずかに開いたロッカーの中から何者かが見ているという事象で、はっきりとはわからない。
「濡れた遺体 前編」
新人タレントのプロモーション用の映像。クッキングスタジオにて料理を作っている様子を撮影しているが、いきなり外に何か落ちてきた音がする。確認すると投身自殺の遺体があり、それがなぜかびしょ濡れの状態だった。
スタジオでは数日前に蛇口から血が流れ出てきたという異常があった。
その後スタジオ近くで怪しい行動をとる大木さんという男性が見つかり、インタビュー。どうも亡くなった女性の友人らしい。インタビュー中にもおかしなものが出てきており、心霊寄りに真面目に構成しているのが珍しい。
「おじさんレンタル」
おなじみADの杉本さんが上司の古賀さんに説教されている。ネタがないならネットで探してばかりいないで自分の足で探しに行けと。ということで杉本さんが単独で、「おじさんレンタル」というサービスを利用したときの映像。なんかいい感じのおじさんと食事に行って悩みを聞いてもらったりしている。杉本さんファン向け。
「ジグザグの行進をする集団」
投稿者は夜の神社付近で、異様な集団を見つける。フードつきの白装束を着た集団がジグザグに歩いており、角を曲がると瞬間移動のように一瞬ではるか遠くへ移動してしまう。投稿者は追いかけて行ったが、集団に気づかれてしまって逆に追いかけられた。都市伝説っぽくって面白いテーマ。追われる緊張感もある。
「ハナエンピツ」
「Not Found」でタイトルに物の名前があると、だいたい痛みを与える目的で使われるので困る。
「濡れた遺体 後編」
インタビューをした大木さんの様子がおかしくなり、会社も休んでいるという。大木さんに家まで呼び出されて取材班が向かったところ、衝撃的な告白を聞くことになった。
彼の家には亡くなった女性らしき霊が出現し、その映像も紹介される。結構しっかり話がまとめてあって面白かった。
Not Found27 ネットから削除された禁断動画 ★★★
心霊も暴力も不思議な現象もあって、これまでのシリーズ同様の安心感がある。
「割れないガラス」
タイトルだけでもう見るのをやめたくなる、シリーズ特有の事故動画。スクラップ工場で遊んでいる若者たちが登場。
「コスプレ実験」
ホームレスに扮した若者が、道行く人々の反応を観察するという内容。割としょうもない話だがそこそこ痛快なオチになっている。淡々と出るテロップが面白い。
「謎の事故死の裏に…」
心霊ものだ。交通事故の瞬間をとらえた動画だそうで、ドライブに行った時に車の中で撮影していたもの。意外と真っ当な霊現象が映り込んでいるパターンだが、特に展開せずに終わる。
「廃墟の人形 前編」
心霊ものが続く。撮影機材のレンタルショップから提供された映像だそうで、アイドルのイメージDVDを廃墟で撮影していたものらしい。女性アイドルが廃墟に落ちていた人形を拾い、一緒に撮影。人形の目に異常が発生したところでカメラマンが「ちょっと一回止めます」とか言っていたから、マジで人形を撮影の小道具に使っていたらしい。この1件の後で、アイドルには差出人不明の、「にげたでしょ」とだけ書かれたメールが届くようになり、杉本さん達スタッフは心配して引き続き取材。いよいよ現地の廃墟へ向かうところで後編へ。
「天空」
これは不思議現象系。ダムの撮影目的でカメラを回していたが、雲の上にビルが立ち並んでいる様子を捉えてしまった。面白い題材。
「ペットボトルの中身」
タイトルからは嫌な予感しかしないが、意外といくつもひねりを加えてくる。やたらと気持ち悪い話なので飛ばしてもいいと思う。
「不食」
おなじみの女性AD杉本さんが、上司である古賀さんから最近太ったと指摘される。そんなに太ったかな？僕はそれほど気にならなかったけれど。ともかくこれをきっかけに杉本さんは食べずに生活している人を取材するように命じられ、断食も独自に行うことに。スピリチュアルな人物が出てきたために、若干話の主題がぶれそうになるが、杉本さんが流れを戻して落着。
「廃墟の人形 後編」
いよいよ廃墟へ乗り込む。奇怪なメールが届いたり、アイドルが恐怖から逃げ出してしまったり、不気味な女性が映り込んだりと、Not Foundにしては珍しく廃墟探検の基本的な流れに沿っている。メールの詳細が明かされない所はリアリティを欠くが、楽しめた。
Not Found28 ネットから削除された禁断動画 ★★★★
霊現象のみならず、都市伝説風味だったりイカレた人だったり多種多様な現象で楽しめる。なかなか当たりの巻だった。
「謎の印」
女子高生たちが駅でふざけて撮影していた映像。妙な模様のシールが1人の背中に貼られており、それを剥がして他の男性の背中に貼りつけるといういたずらを開始した。貼られた男性はシールに気づかずに歩いていくので追跡する女子高生たち。なんとなく今後男性に不幸が起きそうだと思ったらすぐに起きた。吹っ飛びすぎな感あり。自分の指紋が付いてるからと、男性からシールを剥がそうとする1人。過去に警察に指紋採られたのだろうか。
「DIY中に…」
DO IT YOURSELFのDIYで、カップルの彼氏の方が自分で本棚を作ろうとするらしく、それを撮影していた時の映像。タイトルでだいたい展開が読めるのはいつも通り。
「スマホゲームをしていたら」
ポケモンGOネタがしばらく増えそう。山の中へ入り込んでモンスターを探していると、おかしな人物に遭遇。鎌を持って襲ってこようとするという物騒な話だが、撮影者側も割とねばる。
「キャンプ場に現れる霊 前編」
カップルが登場。2人でキャンプ場に行って撮影したもので、何の変哲もない映像のようだが後ろに謎の人物出現。「死国」の表紙みたい。スタッフの杉本さんたちは現地へ向かうが、割と楽しそうな取材風景。後編へ続くがどう展開するのだろうか？
「霊感占い師」
占いサイトにて、三十代後半と思われる占い師を名乗る女性が自己紹介していた。動画提供者によると、友人がこの女性に心酔してしまい、その後行方不明に。杉本さんは直接この女性に会って取材することに。カラオケ屋で盛り上がる。胡散臭さは予想通りで杉本さんも頑張る。
「霊の正体は」
杉本さんのかつての同級生の女性からの相談だという。芝居みたいな喋り方で困る。母親の様子がおかしいというので家まで出向く杉本さんだったが、どうも霊が原因だったらしい。同級生の人はもろに顔出ししているのにひどい終わり方。最後は苦しんでいる顔のアップで終わる。小馬鹿にしているのか。
「最恐心霊スポット突撃シリーズ 第11弾」
おなじみのコーナーだが最も期待できないコーナーでもある。今回は北関東の温泉街にあった無人のホテルが舞台。完全に廃墟探検で、これ自体は結構面白い。少し霊現象っぽいものも体感できるのが意外だった。
「キャンプ場に現れる霊 後編」
キャンプ場のロケがまだ続いており、夜になっていた。水音が大きくて迫力がある中で、杉本さんが何者かの足音を聞く。懐中電灯が消えて、近くに何者かがいることに気づく。いいぞいいぞ。ただ「最恐心霊スポット突撃シリーズ」の次に来ているので頭の切り替えが難しい。
以降はスタッフが何者かを追跡しつつ、汚れた看板を発見したり、杉本さんの身に異常が起きたり、車の外に何かがいたりと派手な展開になる。杉本さんの服に手形が付いているのに「付いてない付いてない」という古賀さんたちが面白かった。
Not Found29 ネットから削除された禁断動画 ★★★
70分以上あって少しいつもより長い。メインの話の好みが分かれそう。私はダメ。
「地下の鬼門」
早速心霊ネタで好ましい。東京都内の駅にある盛り塩を一定の順番で蹴散らしたりしていくと、鬼門が開くという都市伝説があるらしい。それを実践していく若者たちが、ついに鬼門に行き当たったという感じの内容。盛り塩がもろに点字ブロックの上に置いてあるのだが何を考えているのだろうか？
「真夜中のタイプライター」
印刷工場の社員が、勤務先の工場で夜中に謎の物音を聞く。彼は古いタイプライターが勝手に動いているのではないかと考える。ということでNot Foundスタッフが工場に乗り込んで監視カメラを仕掛けたところ、なんと実際にタイプライターがひとりでに動くのだった。物騒な言葉がタイプされるなど要素としては十分怖いはずなのにいまいち緊張感がない。
「ドキュメント 多重人格中年フミオ 前編」
タイトルからしてろくな展開にならなそう。スタッフのもとに男性から取材依頼が来ており、彼は解離性人格障害を患っていて、どうも多重人格だそうだ。古賀さんは例によってこの人をテーマに扱わないように進言するが、杉本さんは頑なにこの相談に応えてやりたいとして取材に向かうのだった。彼女の頑張りに他のスタッフも協力を決めるというちょっといい話。
ということで出会ったのがコンビニ店員の山本富美男さん（50歳）。彼の中には他にリサ、ユウナ、カオリという3人の女性の人格がいるらしい。杉本さんはそのうちのカオリの人格と共に原宿へ遊びに行くことにした。この話長いなあ。後編へ。
「地獄のセールスマン」
一人暮らしの投稿者の男性が住むアパートに押しかけてくるセールスマン。男性の楽しみである休日にやってきて、勝手に家まで上がりこんでくるのには閉口する。ただ男性側の反撃パートで胸がスッとした。話自体は予想の範疇だが面白いので、シリーズを爽やか路線にシフトしてもいいかもしれない。
「謎の自殺者」
最近杉本さんの友人とか旧友はろくな目に遭っていない気がするな。福岡へ長期出張する杉本さんの女性の友人Mさんが登場。彼女はぬか漬けを作っているので、留守の間に杉本さんがその家に住み込んでぬか漬けをかき混ぜる役目を担うことになった。以降は意外な展開となり、杉本さんの身にも危険が及びそう。割とまともに怖い話になっており、こちらをメインにした方がよかったように思う。
「ドキュメント 多重人格中年フミオ 後編」
カオリの人格を出すことができた山本さんは、杉本さんと、彼女の頼みで来てもらった女優のサオリさんと共に原宿へ。しかし道中で山本さんは元の人格に戻ってしまう。皆を巻き込んでおいて消極的な山本さんに少し腹が立つが、珍しく平和な話に終わった。
Not Found30 ネットから削除された禁断動画 ★★
ついに30作目だ。なぜか風呂上がりのようなジャケットなのが珍しいがやっている内容は変わりない。怖さはいまいち。
「電子レンジが…」
こういうのはまずタイトルを見て、次のチャプターに飛ばしてから少し巻き戻してオチの箇所だけ見るという見方をしている。
「噛まれた痕から…」
グロ系が連続してしまうが、これは結構しつこくて嫌な感じ。山登りをしていた女性たちのうちの一人が、虫に刺されて出血してしまう。数日後、山からはもちろん下りてきた後で撮影された映像では、そこがかなり悪化しており中からおぞましいものが出てきた。ああ嫌だ嫌だ。
「公衆トイレで撮影された動画」
ようやく心霊系だ。あるミュージックビデオだそうで、トイレで撮影された映像だがそこにおかしな影が映り込む。楽曲使用許諾の関係で無音の中で映像が流される。何か2000年前後みたいなセンスだぞ。影は割とはっきり映っている。
「廃業ガソリンスタンド 前編」
タイトルでのちのちの元凶をばらしてしまうという珍しい試み。ドライブ中の動画を撮影してアップするのが趣味だという投稿者が、ある街中で霊らしき人影を映してしまった。スタッフは撮影された近辺に取材へ。前編でガソリンスタンドが出てこないのでタイトルの意味はまだ不明。
「巨大ミミズを追え！？」
追わんでいいと思うが…今回も始まった杉本さんメインのコーナー。日々ネタ探しを頑張っている杉本さんは、最近山へ行って巨大なミミズ探しを行っているらしい。残っていた映像を古賀さんたちが勝手に見ると、千葉県の山中で怪しげな男性に教わりながらミミズ探しに夢中になる杉本さんの姿があった。20分近くこの映像が流れるが、結構面白く見てしまった。割と嫌いではない。
「ストーカーの執念」
アイドルマニアの男がとうとう家にまで忍び込んで撮影したという映像。霊現象もなくただ単に所業が記録されていたというだけの話。「Not Found」ならではの収録映像だと思う。
「廃業ガソリンスタンド 後編」
現場近くに住んでいる主婦に取材。この主婦が何か問題なのかと思ったら、特にそういうわけでもなかった。彼女が昔働いていたガソリンスタンドの従業員が、事故で亡くなっており、その人の霊ではないかという形で展開していく。すでにガソリンスタンド自体は廃業。
夜中にスタッフがそのガソリンスタンドで撮影していたら、例によって怪異に巻き込まれた。何も解決していないような気がするがともかく終わり。