Not Found ネットから削除された禁断動画 ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想
Not Found ネットから削除された禁断動画(1~5) 感想
2019/01/02
Contents
「Not Found ネット上から削除された禁断動画」 ★★★
タイトルの通りである。中にはなぜ削除されたのかよくわからんのがあるが、そこはご愛嬌だ。
ネタばれ含むが個別に感想など。ちょっとグロ路線なところがある。
「最悪の瞬間」
実際に観るまで、本作がどういう内容のDVDなのか掴みづらかったのだが、この一発目を見てだいたい把握した。これはいきなり飛び降り自殺の映像である。モザイクはあるがショッキングと言える。映像の信ぴょう性は薄い。
「エレベーターの霊」
監視カメラに映りこんだ少女の霊。結構いいんじゃないか。
霊が映る前にエレベータがおかしな動きをするなど細かいところが良い。普通に心霊っぽいのもやるんだと安心感すら覚えた。
「予兆」
子役オーディション中の少女を撮影していた映像だが、突然首から上が消失する。「呪いのビデオ」テイスト。似たようなのがあったな。この辺も質が高い。少女の親が削除要請したとのことで、理由としては珍しく納得できる。
「公開自殺」
タイトル通り。女性が彼氏の浮気の腹いせに決行するというものだ。映像自体は大したことない。
かつてUStreamで実際に自殺配信した信用金庫の職員がいたことを思い出して気持ちが暗くなった。その映像自体は観たことないんだが。
「不可解な削除理由 前編」
唯一前後編に分かれている。釣りサイトに投稿された、何の変哲もなさそうな映像だったが、執拗に削除依頼(ほとんど脅迫)が来たため削除された映像。そこに一瞬映っていた人物がカギを握るのだが、スタッフは最初に何回も検証したとか言ってるのに映っている人物に気付かず、後になってからいきなり気付くというアホな展開。とにかく後編へ。
「スカイツリーに現れたUFO」
箸休め的な一本。内容はタイトル通り。誰の差し金で削除されたのかさっぱりわからんが、その辺はスタッフも考えてないんじゃなかろうか。
「監視カメラ」
ストレートなタイトルである。駐輪場を映したもので、なかなかよかった。自転車が一気に全部倒れたら面白かろうと思ったがそれではドリフの発想である。
「盗撮」
映像撮影者として盗撮マニアの男が出てくるが、この人必要ですか?内容は彼とはあまり関係なく、ストーカーによる殺人未遂。
「赤いジュース」
タイトルからして嫌な予感がする。警告画面も出る。ひたすら続く拷問映像で、フェイクか否かを問わず見るに堪えなかった。
「不可解な削除理由 後編」
なぜか廃墟探検へシフトするという斜め下な展開であったが、落としどころを心得ているのか、まとまってはいる。材料は提供したのであとは観る側の想像に任せますよということだ。手慣れた作り。
「Not Found2 ネットから削除された禁断動画」 ★★
販売元: アムモ98
前作よりもグロ路線化が進んでいる。やや苦手な方向に行ってしまったので、正直言って次作以降を観るかどうか微妙になってきた。ということで感想を。
「ちぎれた腕」
いきなりの衝撃的な映像。運転中に窓から腕を出したらこうなったというもので、そういう映像の集まりだと知らない人はここで視聴をやめた方がいいのかもしれない。ほんとこんなのばかりだから。
「最悪の誕生日会」
意味のわからなさが凄い。これもグロ路線だなあ。「ひぐらしのなく頃に」の最初の話みたいな…
「心霊生放送」
これは「ほん呪」チックで割と楽しめる。こういうのがもうちょっと多ければ今後も観ようかと思うんだけど、他シリーズとの差別化も必要だしな。
「霊が撮影した動画 前篇」
前後編ある。取材がタルい。
「すりおろす女」
今作で一番キツい。二度と見たくないね。内容はタイトルの通りで、自分の体を傷つけだす。想像したくない。
「自殺一分前」
これもタイトル通り。心理カウンセラーがインタビューを受けているのだが男が乱入してくる。苦手な人は見ないようにと警告も出る。やはり気持ちのいいものではない。
「霊のつぶやき」
映像に霊が映ったという、オーソドックスなもの。珍しく声ネタでもある。怖さとしてはそこそこ。
「狂気のマジックショー」
いずれこういうのをやると思っていた。仮面をかぶった男がマジックショーめいた拷問を行う映像。もうタイトルと冒頭だけで内容がわかるのが悲しい。例によって気分は悪くなる。
「霊が撮影した動画 後編」
インタビュー受けてる小学校教師の演技がクサすぎて半笑いになる。怖がってるはずなのに内容を淀みなく答えているのが寒い。肝心の映像は多少謎めいていて悪くないのだけど。
「Not Found3 ネットから削除された禁断動画」 ★★★
販売元: アムモ98
うわっ…私の年収、低すぎ…?みたいなジャケットだ。
前作2がグロ動画の連発だったのに対し、今回は取材が多めのドキュメンタリー風になっている。それ自体は悪いことではないが、「我々は今後も調査を続けていく…」というのが多くなってきた。では毎度の感想を。
「ペットボトル爆弾」
大学生が悪ノリして、ペットボトルにドライアイスとかをたくさん入れて爆発させて遊んでいた時の動画である。予想通りに展開する。
「度胸試し」
マンションの最上階で、ジャンケンで負けた人が足場の悪いところを歩いていた時の動画である。予想通りに展開する。
「廃屋の怪人」
前作の延長みたいなのが2本続いたところで、いきなり雰囲気が変わる。廃屋を訪れたカップルが、倒れている人物を発見。
なぜか、ある企業から削除要請が来ていたという意外な展開で、スタッフがその企業まで出向いていく。
取材のくだりはあまり面白くないが映像はよい。
「クレーマー男 前編」
今回出ずっぱりである女性スタッフの杉本さんのところに謎の男がクレームの電話を繰り返し、ついには事務所にネタを持ち込みに来る。
未解決事件の真相を記録したという映像について得意げに語る不気味な男は何者なのかという話。いよいよ「呪いのビデオ」チックになりつつある。映像が紹介されて、後半へ続く。
「子犬のエサやり」
内容を書くと肝心なところのネタバレになる。グロを含んでいてあまり気分はよくない。
「怪奇!夢を撮影する男」
なんだこのタイトルは。睡眠中の夢を撮影した動画があるという情報が寄せられ、スタッフが調査にあたる。
手がかりとして流暢にしゃべる男性が登場して、夢を撮影できる装置を紹介する。実際にスタッフが装置をつけてみるが…なんと情報にあった動画自体は出ずに終わる。今後も動画の存在については調査するとのこと。
「黙殺された証拠ビデオ」
たまに出てくる、芝居がかった投稿者の存在がマイナス。映像自体はたまにある憑依もの。
「封印された映画」
Vシネ用に撮影された映画の中に、謎の人影が映りこんでいた。今後もこの映画については調査を続けていくつもりだというが、これ以上掘り下げるところがあるのだろうか。
「クレーマー男 後編」
新たな映像があるわけでもなく、肩すかしな結果に。
「Not Found4 ネットから削除された禁断動画」 ★★★
なかなか置いてある店が見つからなかったがようやく観られた。シリーズの中でもなかなか異色の内容。まず最初に飛ばせないアダルトっぽいDVDの広告が出るのはさすがにどうかと思う。次作以降はなくなったのでよいが。
「暴走チェーンソー」
毎度の、タイトルだけで内容がだいたいわかるという親切な内容。
「プロポーズ」
ドッキリ仕立てでプロポーズをしようと思ったが、大失敗したという内容。話としてはよくある。
「カーセックスだと思ったら」
封印映像っぽい映像。車を撮影していたらドアが開いて男性が出てきたが、異様な状態であった。撮影者たちもどうなったのか不明という怖い結末を迎える。
「隠しカメラに映ったもの」
ラブホに仕掛けられた隠しカメラに記録された映像。なんで今回はこういう内容が多いんだろうか。あとからスタッフがセクハラまがいな発言するし。怖さとしては悪くなかった。
「封印された映画 後編」
シリーズ3作目にあった同タイトルの続編だ。続編があるとは思ってなかった。映像に映りこんだ女性の正体が判明しかけたところで、スタッフはなんだかんだあってどこぞの湖へ。とんとん拍子に話が進む。続編作るほどの内容だったかは疑問。
「ツチノコ発見!?」
まさかのスタッフ杉本さん単独取材である。他のスタッフに成果をけなされながら、なぜDVDにこのエピソードを収録したのかよくわからない。スタッフが書いたツチノコの絵が何かに似ているなどとセクハラ発言があって疲れる。20分近くも取材模様を収録して終わり。
「拷問ビデオ」
ホスト同士の諍いなのか、男性が暴行を受ける様子が撮影されている。特にオチらしいものはない。
「誰もいない部屋から」
誰もいないはずのアパートの上の部屋から、地震かと思うぐらいの物音がするということで、実際に音がしている様子を投稿してきた投稿者。夜中の3時に音が鳴って、さぞ迷惑であろう。
スタッフが上の部屋を1か月間だけ契約し、様子を見ることにしたところ、数日後に音が発生。1階で音がしているのに、発生元であろう2階では全くそんな気配がないことが分かり、狼狽する杉本さん。そして部屋が突然停電し、何者かが現れるというなかなか怖い展開。
「Not Found5 ネットから削除された禁断動画」 ★★★
販売元: アムモ98
シリーズがこれを書いてる時点で7まで出ている。大したもんだ。今作はところどころよかったのだが、どうも不快な映像が間にあるので評価しづらい。
「ナイフ投げ」
子供がナイフを的に投げて遊んでいるところを撮影した映像。だいたい皆が想像した通り。
「ストーカー」
ステレオタイプのキモ男が出てきて対象の女性の部屋に忍び込む。展開としては一捻り加えてある。でももう観たくない。
「独り言をつぶやく女」
前の2つはグロ寄りだったが、これは霊よりの映像。謎めいたことが起きているのに皆さんは気付くだろうかという感じで少し面白い。リプレイがくどい。
「居なくなったスタッフ 前編」
取材をしていたスタッフが行方不明になり、取材班が彼の足取りを追っていく内容。彼が調べていた映像に映っていた神社と洞窟を探して後編へ。
「ホームレス狩り」
タイトル通り気分の悪くなりそうな動画で、これも展開を想像するが、少し意表をついた形で終わる。
「行き過ぎたSMの末に」
これもタイトルがもうネタバレで、しかも僕が苦手な流血ものなので勘弁だ。
「ガン見する怨霊」
いきなり軽薄なタイトルになった。映像はまあそれなりだがリプレイが多すぎる。しかも映ったのは何なのかわからず検証もない。
「居なくなったスタッフ 後編」
取材班がついに神社を発見。近くの洞窟を探索しているとなんと地元住民が登場。以降はなかなか恐ろしい展開となっていく。地元の信仰や儀式といった要素も加わって面白かった。