完唱ならず
朝5時から目が覚めてしまった。
通常なら二度寝するところなのだが、突如人生への焦りが生じて、眠れなくなった。
結局さっさと起きて、8時半におよそ3年ぶりに一人カラオケに行った。前に会社の同僚とカラオケに行ったことは書いてたが、彼とはもう一か月会ってない。一人カラオケは、大学卒業が近づいたころに自分なりの思い出作りに行って以来。
数年前、世間で一人カラオケが静かなブームになってた頃があって、僕は先駆者ですよと先輩に話したりして笑いがとれたものだが、今はただ単に一緒に行くやつがいないというだけだ。まー好きな曲入れられるんで楽しい。
Premier DAMの採点機能で、新たに『完唱 歌いきりまショー!!』というのができていた。
制限時間があり、歌ってる間にどんどんと減少していく。0になると強制終了される。採点ポイントの審査をクリアすれば随時、制限時間が延長されていくというもの。
最近いつも『精密採点Ⅱ』ばかりだったので、趣向を変えてトライしてみた。曲はGLAYの「Fighting Spirit」だが、1分19秒、サビ途中で強制終了されて憤慨した。時間が0になると急に演奏が止まるのだ。結構得意な曲なので猛烈に恥ずかしくて「うわ、マジかぁ…」とか言ってさっさと他の採点モードに切り替えて歌い直した。『スペースKARAOKEオーディション』は歌ってる最中にやたらと「素晴らしい」「神の声だ」とかってほめてくれるんで嬉しい。
この『完唱 歌いきりまショー!!』は想像以上にキツい。自尊心がズタズタにされる。こんなダメな評価なのか。僕には「いつか完唱してやる」なんて考えるほどの気概もない。同じ曲ばかり練習するのもつまらんし。
僕は他の誰かと行く機会があっても、まずこれは選択しないだろう。バラエティー番組じゃないんだから、途中で止められると本人も周りも微妙な空気にしかならない。もっともノリのいい人たちには需要があるかもしれないが、この採点モードを勧めてくるノリの人とは仲良くなれない気がする。要するに僕のような性格の人には合わない採点モードと言える。