ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想 最恐呪霊庫

最恐呪霊庫シリーズ感想

2019/01/03

最恐呪霊庫3 投稿者不明の恐怖映像13集    ★★

最恐呪霊庫3 投稿者不明の恐怖映像13集

「呪霊庫」というネーミングからは、渋いヒットを連発しそうな期待感があったのだが、実際に本作を見た時点ではとても「最恐」とは言いがたい内容。映像の投稿者不明という体裁をとっているためインタビューや取材に時間をさけず、結果として1つ1つの投稿映像やリプレイがやけに長く感じられた。次回以降に期待。

「もう一人の探索者」、廃村らしき場所の探索。いきなり4分近くもダラダラと映像を流すのはよろしくないと思う。しかもリプレイにも1分半。出てきたものは普通。
「招かざる客」、アパートの玄関先に設置された監視カメラの映像。人がいないのにチャイムが鳴り、ドアノブがガチャガチャと音を立てる。そして何かが出てくるがこれも長い。
「成長の記録」、室内で幼い子供を撮影した映像。特に怖くはないがまともな内容。
「長いロープ」、夜の山中にて、暗闇に垂れ下がる長いロープを発見した投稿者たち。一人が、先っぽがどうなっているのかを引っ張って確認しようとするのだった。何が出たのかわかりにくい。ロープは相当長いけど頑張った。
「ゴルフ練習場」、打ちっぱなしにて、自分のスイング確認用に撮影された映像。こういう大した動きがない映像は辛い。事象としては珍しいのではなかろうか。
「遊園地の思い出」、遊園地の平和な風景に何か映るのかと思いきや、画面にノイズが浸食。事象はその中に。一瞬なのでわかりにくいが実際にこういうのが撮れると驚く。
「トランプタワー」、今作では個人的にワースト。撮影者がトランプタワーを作っていく様子を長々と映してくれる上に全く怖くない。失敗したところなんかカットすればいいだろ。しかもオーブだと?押切蓮介「でろでろ」1巻にて、「2006年でもオーブにビビッてんのかゴラー!!」とテレビに対して激怒する一幕があったが、そんな気分になった。
「誰の墓参り」、墓参りの様子。要点だけ映してくれないものか。長々と映して霊らしきものが出るのが最後の方に一瞬だけ。
「高速道路に彷徨う影」、夜の高速道路を映した監視カメラ映像。事象が複数あって比較的よかった。しかも早々と登場するのがありがたい。
「船上の出来事」、遊覧船の上でウミネコに餌をやる乗客を撮影した映像。これほんとに「最恐」映像なのだろうか?
「駐車場に集まるモノ」、夜の駐車場を撮影した監視カメラ映像。監視カメラ多いな。割といい方かも。
「深夜の訪問者」、女性が就寝する様子を自ら監視カメラで撮影した映像。まあよくあるというか、テレビ受けしそうな内容。
「迷いの森」、長かったDVDもついに終わり。森で迷ったカップルが口論しながら歩いている。彼女の方の様子がおかしくなって道端にしゃがみ込む。意外性はあった。
この他おまけ扱いで心霊写真についての取材があるが、前作までの経緯を知らないのでよくわからなかった。


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