ほんとにあった！呪いのビデオ・封印映像他感想 見てはいけない呪いの動画
見てはいけない呪いの動画 感想
2019/01/03
見てはいけない呪いの動画 ★
初めて見るシリーズだが、よく考えたら「厭～見てはいけない呪いの動画～」とタイトルが被っている。ジャケの感じはだいぶ違うからあまり間違えることはなさそうだが。
内容は取材がなく心霊動画を順番に紹介していくというもの。やけに体感時間が長かった割に、怖いところがなかったので次作以降は見ようか悩む。例えば1年後とかに劇的によくなっているかもしれないのでそれに期待する。
あと「それでは…」「その映像をご覧いただこう」と口頭で言うだけでいいのに、動画のたびにいちいちこの文章をテロップで出すのが徐々にムカついてくる。
「アイドル心霊ロケ」、地下アイドルが心霊スポットへ行ったという動画。壁に隠れていた人がちょっと顔を出したというだけの内容で先行き不安。
「遺された記憶」、失踪した男性の部屋に残されていたという動画。女性が隙間から顔を出しているだけだが一瞬で終わる。
「呪われたモデルルーム」、モデルルームの洗面台のところに仕掛けられた隠しカメラの動画。鏡絡みの映像ではよくあるタイプ。
「背後の悪意」、女性が夜の帰り道を携帯で撮影しながら帰っていた時の動画だという。後ろを振り向くと向こうの方に誰かいたというだけの内容。
「送られてきた恐怖」、喫茶店内の動画で、長い上に面白くない。変化のない箇所を長々映す必要が全く感じられないので、すこぶる印象が悪い。しかも最後に紹介される心霊写真集と事象が被っている。
「水の底から呼ぶもの」、河川敷で心霊動画を撮影してしまい、それに映っていた友人は水難事故で亡くなってしまったという。これは一味違う動画かと思ったら、手がちょっと出てきただけじゃないか。「見た後はお祓いに行かれることをお勧めします」と書かれた手紙が同封されていたんだと。余計なお世話じゃ。
「心霊スポットからの帰り道」、運転中の動画。これも4分ぐらいで長く感じる。出てきたものもわかりづらい。
「呪いの教室」、入口のところから誰か覗いていたというだけの内容。なんかちょっと出てきただけの人を全部心霊扱いしてないかこのDVD。
「事故物件」、心霊マニアから送られてきた動画。ビルの上に誰かいる。今作の中ではマシな方。
「車載カメラに映る恐怖」、また運転中の動画。運転手がこの動画の後で事故死したという。これも一味違う動画かと思ったら、また手がちょっと出てきただけじゃないか。
「災いの前兆」、女性二人がゲームセンターで遊んでいる動画。横からにゅっと何かを入れてみましたという内容。挿入するならば目だけにするとか、もっとどぎついものを入れてほしい。
「心霊写真11連発」、これも逆に面白くてね…スタッフが選んだ厳選の11枚を連続でご覧いただこうとかいうのだけれど、謎の手が肩のところに出てきたのが3枚、手足の一部が消えているのが3枚、説明がなくて顔か何かわからんのが3枚。先の「送られてきた恐怖」と被るのが1枚。まともに顔っぽいのが1枚あったが、他は事象が重複しまくっていて、何をどう厳選したのか聞きたいほどだ。15枚中11枚を厳選したとかじゃなければいいのだが。