ほんとにあった!呪いのビデオ ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想

ほんとにあった!呪いのビデオ感想群(71~75)

2019/08/14

ほんとにあった!呪いのビデオ71   ★★★★

ほんとにあった!呪いのビデオ 71
70巻台に突入しているが勢いは今までと変わりない印象。結構面白い映像が多いのでまだまだ個人的には期待できるシリーズ。

「タクシー」
ドライブレコーダーで撮影された映像。通常、事故などの起きた時間帯周辺の映像が残るものだが、何事もなかったのにその映像は残されていたという。街の明かりに照らされた車内が幻想的に見えたかと思うと、後部座席に謎の女性の姿が出現する。顔の部分をわざわざ拡大してくれて、おぞましさが伝わってくる。

「シルエット」
1つの映像に複数の事象というのが最近特に多くなってきた気がする。飲み会帰りで歩いているカップルが怪異に見舞われるという内容。建物の屋上から子供らしき影が飛び降りたかと思うと、カップルの近くまで迫ってきていた。事象が3つもあるが連続しているので一連の流れとして見る事ができる。

「シリーズ監視カメラ 老人」
4分割された画面からスタート。まるで廃墟のように荒れた家の中を男性が歩き回っているが、ところどころでポルターガイストのように物が動き出す。防犯目的である監視カメラを、誰がなぜ室内に設置したのかが不明、というナレーションがうまい具合に恐怖を煽る。舞台である家に関して取材が入るが、そこはそれほど展開がない。

「瑕疵 前編」
かつて公務員試験の勉強をしていたら、やたらと瑕疵担保責任とかの単語が出てきたのを思い出す。それはさておき、投稿者である青年が6歳の時に撮影した映像の中に、異様なものが映り込んでいたという。アパートで撮影された映像であり、そのアパートを引っ越してから母親が亡くなり、投稿者も謎の視線を感じるようになったという。まず映像紹介だが出てくるものが非常に不気味。頭部の輪郭が崩れていてまがまがしい。なかなか嫌な気分になる。
スタッフが当時のアパートを取材することに。川居さんのアップもある。今回も美人。
タイトルにもある瑕疵は、このアパートが「心理的瑕疵物件」であることに由来するようだ。スタッフは投稿者やその母のルーツをたどりに長野へ。つづく。

「停電」
家で子供の誕生日を祝う一家。楽しい時間のはずなのに停電が起きてしまう。それでもあまりテンションの下がっていなかった子供であるが、ブレーカーを上げて戻ってきて来た父親の背後にいたものを見たらトラウマになりそうだ。どっちかというと母親が半狂乱になっている。出てきたものは髪の毛が暴れまくっている化け物。

「かくれんぼ」
私の好きな不思議路線の映像。祖母の7回忌で親戚一同が集まった際に、投稿者が子供達の相手をしてかくれんぼに付き合っているところを撮影したようだ。「もういいかい」と聞く投稿者に対し、「もういいよ」の声がしたので探しに行こうとしたが、大勢いたはずの子供や親たちの姿が全く見えなくなる。視界の隅に子供が1人動くのを発見して追いかけていく投稿者だったが、一向に捕まえる事ができない。別の証言だと、その場に親たちや子供たちもいたはずなのに投稿者はあさっての方向へ行ったのだという。時空の隙間に迷い込んだかのような味わいのある内容。

「瑕疵 後編」
投稿者の母親は亡くなる前に、宗教系の団体に悩みを相談していたようだ。このあたりからよくわからない話になってきて、呪いがどうとかセミナーがどうとか、最初に思ったのとは違う方向へ行くのでどうなるのかと心配になった。以降はかなり後味の悪い展開となり、最後に呪いの儀式を隠れて撮影したという映像が流される。ここで合点がいったところで今作は終わり。最後の映像は結構驚いてしまった。

ほんとにあった!呪いのビデオ72   ★★★★

ほんとにあった!呪いのビデオ 72
前半は出来に不安になったが、後半に入るとどんどん面白くなってきた。リプレイに入る所の効果音がうるさい。

「ベランダ」
投稿者の弟が自由研究として野鳥の餌付けを行い、ベランダにできた巣を観察していた時に撮影された映像。真面目にやってたのにベランダの外におかしなものが出てきて台無しに。かわいそう。人が立っているように見えるだけであまり大したことはなさそうだが、わざわざ最初の映像に持ってくるということは凄い映像なのかもしれない。

「伝説の自主映画」
期待できそうなタイトルのわりにそれほどでもなかった。大学の映画サークルが撮影して、噂になった自主映画であるという。紛失していたものの一部が発見されたそうだ。木の枝の奥に顔のようなものが見えるというのだが、ちょっと弱め。撮影中の秘話もいまいち。

「曲がり角」
ウェアラブルカメラにて、自転車に乗った投稿者が撮影した映像。テーマとしては面白い。曲がり角でちょうど女性が現れてぶつかりそうになり、家に帰ったらその女性らしきものがまた居た。いいのだが出てきたものの造詣が怖すぎるため、逆に信憑性がなくなってしまったと思う。

「おくりもの 前編」
次回以降も続くシリーズの始まり。磯崎さんという男性の家で、友人たちが子供を連れて楽しんでいた際に撮影された映像で、主の磯崎さんが突然妻に対してブチ切れ出す。その際に顔が豹変しているのがまた怖いという内容。子供がいる場で怒鳴り声を出しちゃったので、トラウマにならないか心配だ。
スタッフが取材開始。今回も川居さんの出番が多い。いいことだ。しかし別の女性スタッフが磯崎さんの攻撃を食らって負傷。後編へ。

「存在しない友達」
これは面白かった。投稿者が友人と共に廃墟を探索した際の映像。シチュエーションはありきたりだが、音声と映像と両面で楽しめる。2人ともがカメラを回し、別々に探索して回ることになった。投稿者は友人と電話で連絡が取れなくなってしまうのだが、友人の方は投稿者らしき人物と電話で会話し、ある部屋に呼び出される。部屋にやってきたところで背後にいる何者かに気づき、振り返るとそこには何かがいた。部屋に入ってからのタメが利いていて、後ろにカメラを向けるあたりがゾクゾクして非常にいい。

「シリーズ監視カメラ 野菜泥棒」
野菜泥棒が現れるということで、ビニールハウスに仕掛けられた監視カメラが撮影した映像。泥棒が現れて野菜を盗む様子もカメラが左右に動きながらしっかりとらえていたが、そのあとで何もいないところでカメラが左右に動き始める。と、いきなりカメラが地面に落下。その先には天井まで届きそうな背丈の何者かの姿があった。これも状況が怖く出てきたものもいい。このビニールハウスは霊道の上にあるようで、霊らしきものはその関係かという結論になるが、そこで作った野菜が出荷されているのか…

「続・おくりもの 前編」
磯崎さんの職場仲間の女性であるT子さんが亡くなっていたことや、その女性に仕事で強くあたられていた悦子さんという女の存在が明らかになったり。そんな中で都合よくその悦子さんが映ったという映像が投稿されてきていた。ここでもう作為的に感じられてしまうものの、続きは割と気になる。以降は次回へ。



ほんとにあった!呪いのビデオ73   ★★★★

ほんとにあった!呪いのビデオ 73
結構霊らしきものの見た目が恐ろしいものが多く、ポイント高い。話作りも頑張っていると思う。しかし「おくりもの」は長すぎる。

「サプライズ」
妻と娘に誕生日のお祝いをしてもらった投稿者。突然投稿者の前に出て驚かすという試みだが、他のものまで出てきた。事象としては短い時間なので少しわかりづらいものの、造詣は不気味でいい。

「夏合宿」
投稿者が中学生の頃、部活の夏合宿があってそのときに撮影した映像。騒いでいたところ、部屋に唐突にやってきた先輩の足がない。どうも部屋から「助けて」という声があったためにやってきたようだが、そんな声は映像中では確認できない。なかなか謎めいてきたぞ。変わった展開になりそうだと思ったのだが、割とあっさり顔が出現して終わり。これも見た目が怖い。

「民宿」
投稿者が仕事先の仲間と民宿に行ったときの映像。部屋で撮影していた先輩が、何者かの気配を感じて左右にカメラを振る。ノイズが激しくなってきて画面の半分にまで渡るが、そのノイズの中に問題のものが映り込んでいた。何度も見ないとわからない事象。映像はそこそこ不気味程度だが、後の話がいろいろとある。凝った内容で好ましいが、また呪いのビデオ52の「奇怪な未来」と絡めてくる。ではこの「民宿」も続編をやるのかな。

「おくりもの 中編」
磯崎家を襲った悲劇。主人の茂さんは行方不明で、娘にも異常が出始める。茂さんや、関係者と思われる悦子さんが喋っていた「モッカになれ」という言葉の意味を探る旅が始まる。あまり興味が持てないな…ここでスタッフが助言を求めに行ったのが、なんと魔術堂のKATOR氏である。「監死カメラ」で準レギュラー並みの出演頻度を誇っていたKATOR氏がついに「呪いのビデオ」シリーズに進出だ。今回限りにしてほしい。
あとは行方不明になっている悦子さんの家へ突撃。悦子さんの親の演技過剰なさまが面白い。唐突に悦子さんのパソコンにあったという不気味な映像が見つかり、紹介される。悦子さんはパソコンにパスワードかけてないのか。つづく。

「花火の上」
打ち上げ花火を上から見たという映像。ドローンにて撮影されたもので、これだけでも面白い。事象も興味深い。

「シリーズ監視カメラ 復元」
オフィスに設置された監視カメラ。働いてる様子を撮影され続けてるのは嫌だなあ。深夜に2人の社員が残って仕事しているところで火事が発生。(2人だけど)消火班と通報班に分かれれて行動しようとするさまは連携ができていてナイス。そんなことを考えている間に不気味なものが炎の中から現れた。

「続・おくりもの 中編」
取材ばかりである。磯崎さんの妻と会っていた男性への取材が再度行われたりするが、どう関係するのかよくわからない。磯崎さんの娘の異常がさらに進んでしまって事件が起きたりする。今回の話って事象が全部同じなのでやや単調。とにかく次回で最後。

ほんとにあった!呪いのビデオ74   ★★★

ほんとにあった!呪いのビデオ 74
「おくりもの」がいよいよラスト。正直言って期待のやや斜め下を行かれたが、しっかり締めに入ろうとしているのはよいと思う。

「山道」
マウンテンバイクに乗りながら、ヘルメットに付けたカメラで撮影した映像。転倒した投稿者は、そこで異様なものに遭遇する。他のホラーシリーズならば、合成くさい霊っぽいものが迫ってくるという内容になるのだと思うが、さすがに本家の「ほん呪」は、影で処理している。結構面白かった。

「積載車」
長距離運転中の居眠り防止として、運転中に映像を撮りながらそれを配信している投稿者。事故車を積み込んで指定の場所まで運ぶというディテールはいい。目的地に着いて運転席前のカメラに手を伸ばしたところで、隣の席に不気味な女の姿が出現。展開としては基本に沿っているのだが、投稿者が驚くタイミングが速すぎて、いったいいつ横の女を見ているのかわからない。投稿者の手がカメラの前を遮って、手がどいたところで女がいるという流れにしたいのだろうけれど、もし手を伸ばさなかったら、虚空にいきなり女の姿がデーンと出てきたことになって、場面が想像できない。

「ドッキリ」
とあるバラエティー番組の収録映像で、お蔵入りになってしまったという。タレントの前に幽霊が出てくるというドッキリ番組だそうだ。いまどきこういう、貞子みたいな幽霊役が出てきて対象を追い回すというしょうもないのをやるのか。幽霊役以外にも謎の影がそこかしこに出現したという内容だが、むしろお蔵入りにせずに流すべきだろう。驚かされるタレントの演技もわざとらしい。

「おくりもの 後編」
長かったシリーズも今回で終わり。磯崎さん宅を襲った不幸話の続きである。前回は磯崎さんの娘がおかしくなり、どうも寄生虫にやられているらしいことが明らかになる。娘によると、磯崎さんの妻である薫さんはどうも実の母ではないようで、薫さんにいろいろスタッフが問いただすと、怒り出してしまった。追い出されるスタッフ。あらら。
あと、いじめが原因で飛び降り自殺したという少女の映像が前回紹介されたが、どうもいじめっ子集団にこの映像が送りつけられており、いじめっ子たちはそれを見て次々と倒れ込んでしまったとのこと。その映像が紹介される。
映像は、教室に何人かの生徒が倒れているところから始まり、カメラが廊下や階段の方に向かうとそこでも何人もの生徒が倒れているという内容だ。誰かが面白半分でこの様子を撮ったのだという。これは時間帯でいうといつ起きたんだろう?いじめっ子たちだけが集まっている時間帯があったのか。他の生徒は?撮ってる人は全く喋らずに淡々と撮っているから胆力が凄い。私が被害者だったら後からこいつを恨むね。この被害に遭った生徒たちにインタビューすればいいのに。

「シリーズ監視カメラ 二階の和室」
ネット上に流出していた監視カメラ映像だそうだ。どうもどこかの部屋を映したもののようで、部屋の中に影が現れ、不可解な動きをした後で霧消する。映像に位置情報まで付加されていたため、スタッフは部屋の場所まで特定して実際に行くという、なかなか機敏な動き。オチはそこそこいい話風。

「カメラ機能」
ライブフォトという、携帯電話のカメラ機能で撮影した映像。シャッターを押した瞬間の前後1.5秒の音声を含めた短い映像を記録できるそうだ。そこにエフェクトのような赤っぽい光などが入っているという内容で、それだけだと物足りないのだが、しまいにはなかなかえげつない形で顔が画面を横切る。なかなか印象深い。

「続・おくりもの 後編」
感想として書きたい内容があり、どうしてもここからは話の核心のネタバレとなる。読みたくない方は読み飛ばしていただきたいと思う。

実は黒幕は磯崎さんの妻の薫さんであった。薫さんはいろいろな家に入り込み、寄生虫を使って破滅に導くような行動をとっている。それに気づいたスタッフが家に行くも、薫さんはすでに家を出てどこかに姿をくらましていた。
磯崎さんの娘は祖父とともになんとか平穏な生活を送っているようで安心。スタッフもこの案件から離れてきたところに、ある衝撃的な投稿映像が送られてきた。それを急きょDVDに収録したらしい。
どこかの学校の親子参観の映像らしいが、1人の子供の顔が「おくりもの」のこれまでと同様に歪む。そしてさらに衝撃的な展開があるという。なんと行方不明の薫さんが、どこぞの子どもの親としてそこにいたのだった。これはまあ予想できたので、あまり衝撃もなかった。あと、この「おくりもの」の間中ずっと薫さんの顔はモザイクが入っていたので、画面に出てきた瞬間に「あっ、この人は!」とさせる事ができない。一目で薫さんだとわからないためテロップで説明せざるをえないのは残念な演出ミスだと思う。

ほんとにあった!呪いのビデオ75   ★★

ほんとにあった!呪いのビデオ 75
5の倍数の巻はなかなか期待できる内容だと勝手に思っていたのだが、今回は全体的に低調。効果音だけやけに大きくて、嫌な驚かし方をしてくる。メインの「母の願い」も心臓移植をしたらドナーの記憶が残っていたとかの、なんで今更そんな古臭いネタを使ってくるのかと思われる内容。

「下見」
タイトル通りにキャンプ場の下見に来ていた投稿者。ぶつぶつ独り言を言いながら撮影。ちょっと性格が暗いのかもしれない。湖周辺を撮影していた時に、何者かの呼ぶ声がする。声の方向を見ると誰かが溺れているのを発見。しかしその姿が異形の者だったという内容。内容は悪くないが、特殊メイクをしただけの人ではないかという気もする。

「かいぼり」
かいぼりとはかつて農業用の溜め池で行われていた行事で、冬場に水を抜いて溜まったヘドロを抜いたりしていたそうだ。現代では外来種を駆除する目的でも行われているのだという。こういう感じで池の生き物を眺めるのはなかなか楽しい。魚にばかり気を取られていたら、顔が出ていたことに本当に全く気が付かなかった。リプレイで見よう。

「母の願い」
今作のメイン。かなり長い時間をとっている。公園で子供と共に遊んでいた投稿者がブランコに座る男性を発見。男性はどうも様子がおかしく、カメラの方に歩いてきたかと思ったら倒れてしまう。そして同時に「かすみ」という謎の音声が記録されていたのだった。映像自体はほぼ怖さがなく、正直言ってスタッフがなぜ着目したのかわからない。話の結論から逆算して映像を準備したのかも。
映像中の謎の男性の正体はすでにわかっており、スタッフの川居さんたちが取材に向かう。男性は小暮さんといい、当時のことを覚えておらず、撮影された公園どころかその周辺地域にも行ったことがなかったという。小暮さんは心臓を患っており、かつて移植手術をしたことがあるそうだ。もうこの時点でネタがわかる。心臓をくれたドナーの記憶が来てるのねということでもうスタッフ側も確定したかのように動いている。残る疑問はドナーが誰かということぐらいか。後編へ。

「無人駅」
終電を降り損ねて無人駅に来てしまった投稿者が、恋人に状況を説明するために撮影した映像。近くをぶらぶら歩いていると、外の線路脇に座り込んでいる女を発見。しばらくするといなくなったが、後からびっくりする姿で走ってやってきた。うーむ、かつて「呪いのビデオ」で「疾走!」という投稿映像があって話題になったが、それを思い出した。

「GPS機能」
スマホゲームでレアキャラが出るという廃墟に行った投稿者たち。これはおそらく「ポケモンGO」だと思う。私は未だにやっていない。多分やることはなさそうだ。GPSを利用しながら廃墟内を探索すると、ある部屋に辿りつく。そこにはレアキャラではなくおかしな霊みたいなものがいたという話。ひどく合成くさく見えるのだが、制作側はそれでOKなのだろうか。投稿者はネットで見た書きこみで廃墟のことを知ったらしいが、今調べたらその書き込みは削除されていたという。嘘ばっか。

「シリーズ監視カメラ 厠」
何者かにトイレの鏡が割られるという事件が連発しているため、管理人が設置した監視カメラの映像。鏡の中に謎の男が登場する内容はまずまず。ただ鏡自体が画面内で小さいので少しインパクトに欠ける。

「母の願い 後編」
スタッフたちは引き続き調査。映像が撮られた公園周辺では過去に自殺があったという。調査の最中、大塚というスタッフの彼女がスタッフルームに現れる。この彼女いきなり、映像の中で気になる所をいくつも発見したと言ってズバズバと指摘してくる。なんなんだこいつ。レギュラー化したら嫌だな。ともかく投稿映像内に一瞬で姿を消す少女の姿があるのを発見。さらに、同時間に別の集団が公園内で映像を撮影しているのも発見。この集団にも話を聞くことに。
どうも今回、中村さんのナレーションのセリフで所々違和感がある。どこかはうまく言えなかったが、ここで一か所明らかに変な部分があった。「この映像に映る学生の、同級生に出会える事ができた」という部分。「出会える」というのは後ろの「できる」と被るので変だな。
以降は映像内で一瞬で消えた少女が誰か判明。彼女は祖母と暮らしているかすみさんという小学生である。これで映像中の「かすみ」の意味がわかった。彼女の母親が自殺しており、なおかつ小暮さんのドナーでもあったようだ。なるほどなるほど。
後はスタッフのスタンドプレイでひと悶着あるものの、平和にいい話で終わりそうではあった。しかしやはり「呪いのビデオ」、素直には終わらせずに後味の悪い展開を残しているのだった。終わり。
あと、かすみさんの母親は飛び降り自殺していたそうだが、よくドナーになれたもんだと思う。落下の衝撃があっても心臓が無事だったとは凄いな。


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