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心霊闇動画シリーズ(21~) 感想

2019/08/03

心霊闇動画21      ★★★

心霊闇動画 21
映像はインパクトがあるものが少しある程度だが、後日談などのエピソードが全体的に面白く工夫を感じる。しかし面白いエピソードの部分を映像にしていないのが惜しい。

「手料理」
珍しく海外の方の投稿。彼女が家で手料理を作ってくれているところを撮影した映像。窓の外に黒い人影がいるという程度でややわかりにくい。

「袋女」
友人同士で心霊スポットらしい公園を歩いて撮影したもの。トイレの個室を1つずつ探って見ている中で、ビニール袋に入った女の死体のようなものを見つけてしまう。慌ててその場は逃げて後から確認すると、ビニール袋しかなかったという。
インタビューで先に映像の内容を話すのは悪いことではないが、今回に関しては少し緊張感を削ぐ。しかも新たな霊現象が巻き起こった後日談が結構長く語られる上に、それは映像化されていないというなんとも消化不良な内容。後日談も面白そうなのに。

「デートスポット」
女性が彼氏とともに恋人の聖地に来たらしい。彼氏がトイレに行っている間に他の男にナンパされかかるというスリリングな状況になる。戻ってきた彼氏と車で帰ろうとしたところで、顔に異常が起きた謎の男が運転席に座っている。これは驚かされた。

「疑似殺人」
動画投稿サイトにアップするために友人にドッキリを仕掛ける投稿者たち。友人の前で投稿者が別の友人を刺すという内容で、それ自体は上手くいったのだが後ろに何か出てきていた。謎めいてはいるが少し弱い。

「ついてくるもの」
友人同士で心霊スポットらしい公園を歩いて撮影したもの。またこういう内容か。音声がひどく途切れるのだがこれは意味がよくわからない。公園のそこかしこで、髪の長いベタな外見の霊らしき女の姿を見かける。最後に襲ってくるのかと思ったが、なぜか物音に驚いた投稿者たちが逃げて終わりという半端な締め方となる。

「はち合わせ」
どうも盗撮を目的として集合住宅の洗面所に隠しカメラを仕掛けていた男がおり、カメラを回収しに来たところで霊とはち合わせ。影が襲ってくるという事象だがわざとらしさが強くいまいち。

「同伴者」
監視カメラ映像だが結構ひどい。「視聴者の皆さんはこれまでに一度でも自殺を考えたことがあるだろうか」と、ナレーションがなかなか深いテーマで呼びかけてくるので内容も重いのを期待したのだが、屋上にやってくるサラリーマンの背中に女がおぶさっていると言うだけである。というか何か背負っていると言うべきか。こういうのを自信満々で出してこられると困る。

「道中」
これが最後で15分ほどある。夜に車で心霊スポットに向かっていた投稿者と友人。途中で友人が用を足しに車を降り、戻ってきたところで後部座席に誰かいると言い出す。投稿者にはそのときは何も見えなかったのだが、次に助手席に何者かが出現し、今度は投稿者も見えたそうだ。映像はそれだけの内容なのだが、これもその後の展開が結構凝っている。車を置いて歩いて逃げようとした投稿者と友人が巻き込まれた事象はなかなか興味深く面白い。霊感がある友人も登場し、その人の見解もなかなかなのだが、やはり映像だけで見ると少し物足りなさもある。

心霊闇動画28      ★★

心霊闇動画 28
前後編の「呪いの文字」が、長い割にただ長いだけであまり満足できず。他の映像も弱めで、今回は不調か。

「diqe」
職場に残って撮影している男性の映像。意味のわからないタイトルだが、映像が始まるとすぐにノートパソコンが映るので、キーボードのかな入力で意味を持つことがわかる。それ自体は小ネタ程度。ノーパソを閉じると後ろに何者かがいるが、うーむ、本物っぽさが全くない映像。

「地図アプリ」
ドライブ中にスマホの地図アプリを使ったのだが、その挙動がおかしくなってしまったという。車のサイドミラーに何かが映り込む。短い映像であまり印象に残らず。

「呪いの文字(前編)」
大学生が飲み会中に撮影した映像。心霊スポットで飲んでいたらしい。面白いんか?1人の男性がどこかの森をさまよい始め、倒れているのを探しに行った女性が発見した。倒れていた男性の山田さんはその後行方不明になった。
投稿者の高橋さんはサークルのメンバーであり、探しに行っていた大久保さんという女性の彼氏だという。彼女自身は体調不良でこの日は欠席。
映像中、山田さんの体には文字のようなものが浮かぶ。これがタイトルの呪いの文字か。スタッフは高橋さんとともに映像が撮られた場所を探すのだが、なかなか見つからず。彼女の大久保さんを呼んでみると、意外と元気そうで協力してくれることになった。なんかイタそうな服装だぞ。声もアニメ声みたいだし。
あまり取材が進んでいないようだが、ようやく映像に霊らしきものが出てくる肝心なところが映される。ちなみに肝心の文字はルーン文字らしい。
以降は高橋さんの服にも文字が出てきたり、バーで心霊相談をしている橋本さんに相談したりという展開。前編だけで20分もあった。こんなに取材が長いシリーズだったかな。

「浴衣の着付け」
タイトル通りの映像。浴衣を着たり脱いだりしているところを撮影しており、足下のあたりに別の足首が登場する。怖くはない。

「大雪」
雪道をカップルが歩きながら撮影した映像。道ばたのくぼみのようなところに何者かの顔。暗くてよくわからない。短いのでサクサク行こう。

「グラタンの作り方」
料理の作り方を説明しながら撮影した映像。電子レンジに何者かが映り込む。これも暗くてよくわからない。この3つはなんというか、没映像を引っ張り出してきたのではないかと思うぐらい面白くない。大丈夫か。

「呪いの文字(後編)」
高橋さんの文字が出てきたとか言う服について、大学で分析してもらったところなんと血であった。しかもその血液は、これまでの登場人物の中の、ある人のものだということまでわかる。サスペンスみたいな展開だな。心霊はどこへ行ったんだ。
再び山田さんが行方不明になった現場まで行くが、いまいち結果が出ず終了。後編も後編で20分ほどあるから、このDVDの60分中40分がこの「呪いの文字」で占められていた。もうちょっと取材の割合を減らしてくれた方がいい。


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