ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想 監死カメラ・妖怪カメラ

ほんとうに映した!妖怪カメラシリーズ感想

2019/01/04

ほんとうに映した!妖怪カメラ    ★★★

ほんとうに映した!妖怪カメラ

「監死カメラ」スタッフが新境地に挑んだ。妖怪の姿をカメラに記録するまでを追ったドキュメント作品であるという。映画監督の寺内康太郎氏が、漫画家のいましろたかし氏と共に奮闘する。
こういうのは好きな人は好きなんだろうと思うが、今作だけ見ると凄く面白いというわけではない。まず、怖いDVDが見たい!という方には絶対に勧めない。しかし、やさぐれた感じの面白いDVDが見たい!という方はもしかするとかなり楽しめるかもしれない。
今後どういう方向に進んでいくのかが気になる。そもそも今後があるのだろうか?

「いましろたかし」
序章として、早速いましろさんの紹介。いましろさんの漫画は読んだことがなかったので、こうして解説してくれるのは少しありがたい。

「河童」
このご時世に河童とは、なかなかいい度胸。いましろさんは妖怪とか幽霊については独自の考えを持っているらしい。たまに説得力のありそうなことを語ってくれる。
寺内さんたちは丹沢湖周辺に来ている。河原にきゅうりをばらまいて、河童をおびき寄せる作戦をとる。しかし河童が出てくるわけもなく、早々にやらせの打ち合わせが始まるのだった。結局、いましろさんが河童の格好をして、それを撮影して終わる作戦にまとまった。
夜に撮影開始。いましろさんが動いているが横に突然何かが現れた。なんだろう???

「蛇女」
蛇女茶、というお茶のチラシが寺内さんの家のポストに入っており、注文したらしい。いましろさんに飲ませてみる。微かに味があるんだと。ジャスミン茶っぽいそうだ。売っている人は蛇田さんという女性らしく、ネタもないので取材することに。東京都杉並区の某所へ向かった。
蛇田さん登場。普通の女性である。40歳ぐらいかな。蛇田というのは偽名で、東京へ家族のために出稼ぎにきた蛇女だというが、寺内さんもいましろさんもなかなか信用しない。証拠になるようなものをいろいろ見せてもらうが、最終的に蛇女茶を実際に作ってもらうことになった。おもむろに突然服を脱ぎだす蛇田さん。そしてお風呂に入る。なんなんだこの話。面白いことは面白いんだけど、登場人物のボヤキとかが面白くなっている。

「化け猫」
タイトルは化け猫だが、まずはいましろさんの知り合いの情報をもとに、幽霊を探すことに。埼玉県所沢市の狭山湖に向かった。ここで何と本当に幽霊を発見。しかも、撮影してても全然消えない。珍しい。もうこれがメインでもいいんじゃないかと思ったが、さらに一つ展開がある。
夜でいい感じのロケーションなので、いましろさんがオープニング用の撮影をすることに。リテイクの嵐だが、何かが後ろから現れるのだった。「それが妖怪カメラ!」かっこいい。


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