ほんとにあった!呪いのビデオ ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想

ほんとにあった!呪いのビデオ感想群(41~45)

2018/12/31

ほんとにあった!呪いのビデオ41      ★★★★

ほんとにあった!呪いのビデオ 41

インパクトのある映像が大半なので個人的に推したい。大人数で観るのに向いているかも。
冒頭の「クラシックバレエ」は、女性の悲鳴が長々と入るもんで、一人で観ているのに何か気まずくなってしまった。お経が入るのはやりすぎな気もする。
二段構えの「ひとりかくれんぼ」はメインでもいける内容だし、「アメリカの友人」の映像から受ける衝撃は今作で最大と言える。後者は友人が消えてるわけで、悠長に投稿してないで早く警察に見せろよと思う。
触れられる時間的には短いが、「巨女」「出生祝い」も驚かされた。
最後を飾る「パントマイム」はやや取材が長いがなかなか映像は興味深い。こじつけ的な終わり方なのはよくあることなのでよい。

ほんとにあった!呪いのビデオ42     ★★★

ほんとにあった!呪いのビデオ 42
どこかの役者が、
>俺が出演してる「ほんとにあった!呪いのビデオ42」
と自身のブログに書いてしまったという、やらせ疑惑があったのがこの巻。
ともかく冒頭の「大震災」から首をかしげたくなる内容で不安を抱かせる。
「母の思い」もすっきりせず、「沈める者」あたりでようやくエンジンがかかり始めたかな、というところで「追跡録」がこの巻から始まる。今回は取材メインでそれがかなり長く、ややマイナスの印象。しかも43、44を観てからこれを観てるので前半があまり面白くない。僕の選択ミスである。後半はちょっと面白くなってきた。
「腹切りやぐら」は割とよいのだが、かつて似たようなのが取り上げられてた気がするな。「シリーズ監視カメラ 病院」もよい。
そして「邪願」である。これは神社で絵馬を眺めるカップルの映像だが、情けないことに不可解なものが映った瞬間「うおっ」と声をあげてしまった。脅かすタイミングが良すぎてやられた。



ほんとにあった!呪いのビデオ43      ★★

ほんとにあった!呪いのビデオ43
ややわかりにくい映像が多く、他のに比べておススメというほどではない。
アルバムの中の顔が動くという「アルバム」は、見返したら、まあ動いてるかなという程度。
「シリーズ監視カメラ 自動販売機」は割とはっきり姿が見えるものの信憑性がなく、「展望台」はすぐに展開が読める。
素行調査中に撮影された「証拠ビデオ」は今作の中では良い方だ。あとはそこそこ。かつてのテイストは残っている。
42から続く「追跡録」だが今回は中編。42より先にこちらを観てしまった。
以前の「Twenty Seven」のさらに続きものなのだが、次々と「Twenty Seven」と結びつける情報を出しすぎて安売り感が漂う。岩澤さんがやたらと走っていて大変だが、とにかくどう収拾をつけるのかは一応気になる。

ほんとにあった!呪いのビデオ44      ★★★

ほんとにあった!呪いのビデオ 44

今回のはありふれた感じの恐怖映像ではなく、「こういうの見たことないだろう」という形の映像が冒頭から収録されており、意気込みは感じられた。
「閃光」「峠の怪」は映像のインパクトはそこまで強くないが上記のような感想を持った。「シリーズ監視カメラ 自動追尾型カメラ」もそうだ。後日談とか因縁は毎度の様式美だけど。
他は「スカイツリー」で映像とスカイツリーの関係がさっぱりわからないのが不可解だが、まあどうでもいい。
「追跡録」はついに後編。ようやく終わってくれたか。
今回はインタビューをほとんど挟まず、取材というか山の探索ばかりだ。だんだんと、「なんでこの人たち山に登ってるんだっけ?」と、話の流れがよくわからなくなっていた。
一応解決したような形になりつつ、その気になればまだ続けられるような終わり方をしているがそろそろ菊池関連話は締めてくれてもいいんじゃないか。紛失してた携帯の通話とかメールの記録は調べて報告してほしかったな。

ほんとにあった!呪いのビデオ45      ★★★★

ほんとにあった!呪いのビデオ 45
これはわかりやすい映像が多くて面白かった。カップルの映像が多くてやや閉口するがまあ仕方ない。
冒頭の「逢魔時の怪」ではいきなり謎の女性が現れ、そして首が落ちるという内容。しかも首が落ちる前に口を動かして何か喋っているようにも見える。
続く「ブランコ」「秋祭り」も、一つの映像の中にいくつも不可解な要素を入れており好ましい。
シリーズ監視カメラ「セレクトショップ」は、鏡に出てくんだろうなと思ったら案の定。
「お別れ会の練習」、なかなか恐ろしい。今作で一番怖いのがこれなんじゃないかね。子供たちが練習している間にいきなり遺影のような映像がでかでかと挟み込まれる。後味も悪い。
「茅の輪くぐり」はまあそこそこかというところで「首の家」。これも突然顔が出現して驚く。驚くのだが映像内に同じ顔がまた出てくるのが不可解。逃げ出した男の「なんだよ、いきなり閉めんなよ」というセリフの「いき」の場面だ。
とまあ結構よかったのだが、前後編の「鬼子母神」…これが取材が長いうえになかなか映像を見せないという問題作。いくら演出補の川居さんが美人だとはいえ不満が残る。前編は映像を映さず終わり。
後編でようやく映像が出てくる。子供は片目がなくなっててそれはそれで怖いのだが、またスタッフが子供への虐待疑惑を考え出して電話で突撃取材。どうせ解決しないのだから激しくどうでもいい。むしろ菊池さんが「僕も子供いるんでわかるんですけど」とか言い出す方が驚いた。あんた子供いるのに失踪してた設定でよかったのか。



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