ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想 超!!怖い心霊ビデオ

超!!怖い心霊ビデオ 感想

2019/01/03

超!!怖い心霊ビデオ12   ★★


全く見ていなかったシリーズだが、すでに20作以上出ているという驚異のリリースペースで、そっちの方が恐ろしい。各映像タイトルが出るときの音楽が「厭」シリーズと一緒だ。
内容は、わかりやすくしようとしているのは感じられるものの、ちょっと合成が多いのではなかろうか。単なる人っぽい影を後から付け足してみましたという…
すでに映像がちょっと流れてから、それに被せて映像説明が始まる。説明の最後にナレーションで「それでは問題の映像をご覧いただこう」と言うが、「問題の箇所を」とかにした方がいい。

「怨念記録ビデオ」、解体工事が途中で止まった廃墟を探検している映像。会社があったが移転したそうで、元従業員の霊が出るらしい。謎の声の他に、その従業員らしき人影が登場。まあ普通。

「異界への道連」
、広い公園の管理担当者が、行方不明者が出たという通報を受けて出動した際の映像だという。「この日、管理担当者であった担当者は夜な夜な通報を受け、公園内を散策していたという」とナレーションが入るが、まず夜な夜なっていうのは連夜ってことじゃないのか。夜な夜な行方不明者が出るのか。あと、捜索じゃなくて散策なのか。散策って散歩だぞ。ナレーションはともかく映像は途中まではよかったが、出てきたものが合成でひどすぎる。

「3号棟の亡霊」、亡霊が住み着いているというアパートを見に行った撮影者たち。異常にリプレイが長い気がする。飛び降り自殺者の霊らしいが、建物の中なのに飛び降りるような格好で不思議。

「鳥居から」、神社にて肝試しをしている時の映像。出てきたものが、人が歩いているだけという結構ひどいありさまなので、ナレーションで悲しい過去を語られても困る。

「メモリアルビデオ」、友人の結婚式用に撮影された映像。思い出の土地を巡っている様子だそうだ。結婚式用なのに呪いの階段とか墓石とか撮りやがってどういうことだ。

「黄泉からの電話」、旅行先で撮影された映像。近くにあった公衆電話になぜか電話がかかってきて、電話ボックスの外に顔が出現。これは展開には意外性があった。出てきたものはダメだけど。

「無人駅の監視カメラ」、2つ出てくる。1つ目の方はしょうもなく、2つ目は単なる場面転換のエフェクトかと思った。

「こっちを見ていた」、川辺で撮影された映像。これで最後。壁のところに何か出ている。なんでこういう目立たないものを最後に持ってきたのだろうか。終わり。

超!!怖い心霊ビデオ13   ★★


本物っぽいけど面白くない映像と、本物っぽくないけど面白い映像はどちらがいいのかという問題について、このジャンルの映像集を見ているとたまに考える。答えは出ないが、このシリーズはだいたいの内容が後者にあたる。面白くないのが大半だけど。

「牛三つ時の悲劇」
"牛三つ時"の検索結果が395件しかないのだが、「丑三つ時」でなくてこの表記でいいのだろうか?
夜中の公園に、丑の刻参り(これもテロップは「牛の刻」)の途中に殺害された女性の霊が出るという。シチュエーションが古臭いが、まあ、なくもないだろうと思って見進める。
公園を歩き回る男性が友人と共に撮影したもので、一瞬友人の背後に何かが映る。映る時間が短すぎる上に、リプレイもなかなかスローでやらないので確認しづらい。動体視力の検査をしている気分だ。話の結論も適当だし…

「離れて暮らす母へ」
新居が建設中のようで、その建設現場を夜に撮影している。いまいちよくわからないし、どこが怖いんだろうか。

「自転車泥棒」
駅前の駐輪場に設置された監視カメラ映像。自転車泥棒が現れるそうで、それを撮影するための設置だという。実際にその現場は撮れたが、別のものも映っていた。わかりやすいけど合成くささも強い。

「いきたくない」
カップルがパワースポットを訪れて撮影した映像。到着したところで男の方がいきなり帰ろうとする。あとから何かが木の影から登場。怖くはない。ナレーションがその後もダラダラと喋っているが、悪霊だったのか、いや、悪霊というわけではなかったのか、という感じのかなりどうでもいい内容。

「犯罪動画」
自らがスリをする現場を撮影してサイトに投稿したという動画。画面がモザイクばかりだ。撮影者がブツブツ喋っているのがうざい。出てきたものは合成だろう。

「漁港監視カメラ」
タイトル通り。夜の港で、海から何か這い出してくるのはシチュエーションとしては面白く見られた。雰囲気も静かで引き込まれる。今作では一番いいと思う。

「誘拐現場」
誘拐があったという現場付近の公園にて撮影された動画。木の影から誰かが歩いて出てきた。どこが霊なんだ?ナレーションも結論を決めずに思ったことをただ喋っているように聞こえて支離滅裂。まとめてコメントしてほしい。

「取り憑かれた」
霊に取り憑かれたという若者が、霊能者らしき人に相談している動画。画面の半分がモザイクじゃないか。振り向く人の顔をはめ込んでみただけの合成で、こんなの収録しなくていい。

超!!怖い心霊ビデオ16   ★

Ķ?????ݤ?????ӥǥ? 16
何作か見てきたが、同じような内容で20本以上作り続けていることは凄いと思う。わかりやすいように霊に色も付けてくれてるし。まあ、もう見なくてもいいシリーズかもしれないと思い始めている。

「自殺者の遺品」
ストーカー殺人事件を追いかけていたライターが、記録のために撮影した映像だという。公園らしきところで、男性が証拠品のメモを読み上げている。これとナレーションでだいたい事件の背景がわかるという作りだが、5分もダラダラと流す意味はあまり感じられない。
しかも取材班の解釈みたいなのもナレーションで長々と語ってくれるので、全部で8分にも及ぶ。

「霊からのコンタクト その2」
しょっぱなから疲れたところで、今度は前作からの続き物らしい。前作について知らなくても問題ない内容に思える。トイレの周辺に塩をまいて場を清めようとしているところに人影が。いつもと同じような色をしている。

「4番目の亡霊」
ある公衆トイレの4番目の個室が呪われているという噂を検証しにやってきた撮影者。トイレの次にまたトイレかよ。窓に影が映る。悪くはないが一昔前のような事象だ。

「自宅にて」
購入したカメラのチェックに自宅を映している様子。女性らしき顔がベランダでひょこっと顔を出す。このシリーズはひょこっと出てくるのが多い。

「夜景の見えるダム」
タイトル通りの映像。長い。ひょこっと緑色のものが出てくる。場所選びはいいのだが内容があまり良くない。

「霊の彷徨う現場」
どっか歩いてる映像ばかりじゃないか?また緑色のが出現。さっきと似てる。

「過去の怨念」
イルミネーションを恋人と見に行ったらしい映像。どういう撮り方をしたのか歪みまくっている。と思ったら画面いっぱいに顔。何回も出てくるのは驚かされるのだが、そのうちこういうのばかりになりそうだ。

「危険予知」
携帯を公園でなくしたということで、それを探し回っている時の映像。霊らしきものが映ったとたんにホームレスに襲われるという災難があったそうだが、そもそも何が映っているのかがよくわからない。


一覧と履歴

-ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想, 超!!怖い心霊ビデオ