ほんとにあった！呪いのビデオ・封印映像他感想 本当にあった投稿闇映像
本当にあった投稿 闇映像（11～） 感想
2019/01/02
本当にあった投稿 闇映像11 ★★★★
意表を突く内容が多く楽しめるが、弱いのもいくつか。メリハリがあるとも言える。
「コインロッカー」
駅のコインロッカーの1つに、入れ代わり立ち代わりで人々が訪れて中を開けてしばらく見ている。不思議に思った投稿者が友人とともに遠くから撮影し、ついにはロッカーを開けて中を見てみるという内容。
開けると謎の音楽と祭壇。そして暗闇に浮かぶ何者か。不思議な雰囲気が持続する良作。
「おねがいだから」
呪殺の社らしい山中の神社で撮影された映像。ある木の幹に写真が貼られており、それをしばらく見ていると襲ってくるものがいた。そいつが「おねがいおねがい」と言っているように聞こえるからこのタイトルらしい。意味不明は意味不明だが投げっぱなしな感。
「サプライズ」
かなり怖かった。恋人の誕生日に、サプライズで彼女の家に合い鍵で侵入した投稿者。しばらくして彼女が帰ってくるが、どうも挙動がおかしく、部屋で立って体を回したり、壁の方を指さしたりする。変わった体操だろうか。隠れている投稿者の前を通り過ぎたかと思ったら、ノイズのような唸り声（？）とともに戻ってきた。驚き。
「みきちゃん」
温泉旅館の部屋で飲んでいる様子を撮影した映像。隣の部屋から声が聞こえてうるさいなと思っていたら、実は隣の部屋ではなかったという、怖い話風。複数出てくるが、出方がおとなしい。
「さよなら」
遠距離恋愛中カップルのライブチャットでのやり取り。彼女が画面にかなり顔を近づけており、不可解に思った彼の方が話しかけるが、特に反応がない。彼女の方から「さよなら わかれて」というメモが出されて、見ているこちらもなおさら訳がわからなくなるが、すぐにどういうことなのかわかった。なかなか珍しい試みで面白かった。
「迷信」
素行不良や不登校の子供を指導する私塾にて、フリーライターが隠れて撮影した映像。ちょっと長い。生徒の方の様子がおかしくなり、教師に影響を及ぼす。長い割に地味な事象。
「自動販売機」
監視カメラ映像。なんか微妙なのが続くな。客の後ろに男の顔が現れるという内容でそれほど怖さはない。
「あなたのために」
送別会の映像。これも長いなあ。寿退社する女性に対して、この送別会には参加していなかった男性が事前にプレゼントを準備していた。中身がキツく、しかも男性本人も送別会にちょっとだけ参加していた。なんとなく途中で展開の予想がつく。
「301」
ラブホで働く従業員が、清掃の時に客の残していったアメニティグッズを集めるというのを趣味にしており、自らその様子を撮影した映像。予想外にどぎついのが出てくるが、あまり前半が関係ないし、ちょっとB級ホラー映画っぽくなるのが惜しい。
「ゴリゴリ」
肝試しスポットの山で撮影された映像。途中、男が人の腕らしきものを埋めているのを目撃してしまう。逃げようとするが男に見つかり、さらに被害者か誰かの顔が出現。事象は特に怖くないが緊張感だけある。
「おっかけ」
妙に複雑な内容。人気ホストの投稿者がある女性とトラブルになり、話をしているが逃げて行かれてしまう。多重人格ネタらしいがなんか説明するのが面倒。どいつもこいつも芝居臭い。一応おかしなものは出てたらしい。