ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想 恐い動画

恐い動画シリーズ 感想

2019/01/02

「恐い動画」シリーズの感想。シリーズなのかよくわからないが、住倉カオス氏が登場してナビゲーターとなっているシリーズということでここでまとめることにする。「限定解禁」は1、2、3~と続いている。

恐い動画 限定解禁     ★★★

恐い動画 限定解禁
他作の宣伝箇所を除くと実質46分ほどと長くない。そのため投稿映像もあまり多くないわけだが、幕間に住倉カオス氏の語りが少し入るのでそれほど短い感じはしない。
ただ住倉氏はあまり滑舌が良くないのか少し聞き取りづらいところがある。落ち着いた雰囲気は好ましいのだけれど。
まず「インディーズ神社」。心霊スポットマニアの投稿映像。街の一角にその神社はあるが、どうも雑然としていてありがたみがよくわからない。投稿者たちもだらだらとした感じで撮影しているが、一部に不気味なものが映りこんだという内容。一瞬だけ映る。映りこんだものより神社の雰囲気の方が楽しめである。
「訳あり物件に棲みついた霊魂」。結構よいかも?賃貸物件管理の際に中を撮影した映像。撮影者側が異変に気付くのが怖い。次は「防波堤の悪霊」。いきなり悪霊と言い切っている。見ててなぜか不快になってくる映像。これも一瞬だけ映るパターン。
「ネット生放送に映る呪いの影」。これは、「ひとりかくれんぼ」の様子を撮影したもの。使いやすい題材みたいだけどこれ絡みで面白い映像に出会ったことはまだない。今回は説明が長々とだるい上に、たいしたことが起こらない。実際にやってる人がやけにふくよかなこと以外に感想がない。「橋の上の靴 橋の下の霊」。飛び降り自殺の現場を撮影したような映像。出てくるものはなかなか不気味。暗黒舞踏集団かと思った。
「ホテルの呪顔」。本作では一番よいか。ホテルにデリヘル呼んでその様子をこっそり撮影しちゃおうと考える撮影者だが、他のものまで映ってしまったという、まあありがちな話だが内容は不気味。
最後は「連続ホーム飛び込み自殺 黒い影の噂」。電車へ飛び込むところを撮影したような写真から、住倉氏が取材を敢行。なんだかんだあって映像を入手して霊らしきものが映っていたという内容。もうちょっと面白い取材を考えた方が今後のためにはよいかも…毎回こういう感じの取材なら早送りする。

恐い動画 限定解禁5     ★★★

恐い動画 限定解禁 5

1の後でいきなり5を見たが、なかなか面白い。今後も見られそうなシリーズ。
「報われぬ女の霊」、決めつけが凄いタイトル。カップルが恋愛がらみのスポットでグダグダやっているところになかなかえげつない霊が出現。「喧騒の中の水子霊」、赤ん坊が出てきたとナレーションが入るが、髪の毛があるように見えて赤ん坊には思えない。
「轢死者の怨霊」、深夜に車を走らせていたところ、横から飛び出してきた何者かを轢いてしまった。画面が少しわかりづらいが霊が執念深くてよい。「自殺廃墟の足」、廃鉱山へ撮影しに行った廃墟マニアの映像。自殺者がいたらしく花が供えられていて緊張感があるが、出てきたものは少しいまいち。
「地縛霊の覗く目」、夜の公園でサッカーの練習をしている様子を撮影したものだが、突然顔が出てくるので驚く。びっくり動画。「心霊旅館の呪縛霊」、これは3か所出てくるので面白かった。サービス精神が感じられる。
「水難事故死者の残留思念」、2か所に出てきているがこれはややわかりづらい。
ここで住倉カオス氏登場。編集部に届いた動画を紹介する。「狐狗狸さんの呪い」、タイトル通りで、こっくりさんをやっていたところ、隣の部屋に霊が来ているということが示される。撮影者が様子を見に行くと不気味なものが映っていたのであった。映像紹介はこれで終わりで、あとは住倉氏によるこっくりさんとウィジャボードの解説が入るのだが、翌日以降に怪奇現象が勃発、さらには住倉カオス氏入院となる。この一連は結構興味深く見られた。取材よりも解説をやってくれた方が面白く感じるな。



恐い動画 全て本物投稿 呪いの20連発     ★★★

恐い動画 全て本物投稿 呪いの20連発
出演 : 高橋晶子 住倉カオス
収録時間 : 56分
レンタル開始日 : 2010年10月02日
制作年 : 2010年
あらすじはDVDレンタルぽすれんのサイトより(青字)
心霊写真や怪奇本を数多く手掛けるミリオン出版が所有しながらも諸事情で公開できなかった過去30年分の投稿映像がついに解禁。「廃墟で怒る顔」「巨大な女と藁人形」「ひたすら覗く男」「首を振る逆吊りの者」ほか、身の毛もよだつ怪奇映像を満載。
まあ、まずまず楽しめた。あまりインパクトがある作品がないが、ほん呪のDVD中盤にあっさり紹介されてるような印象の投稿映像がたくさん。
全体的に古ぼけた感じの映像が多い。最近の本家はデジカメや携帯で撮った映像が多いから、たまにはレトロな感じのを楽しむのもいいね。
「封印された履歴書」は、わくわくするタイトルだ。出版社に送り付けられた封筒には封印の札が貼ってあり、はがして中身をみると、中には履歴書。写真の顔の部分はぼろぼろに朽ちていた。他にも何か入っており…という話。投稿動画ではない。インパクトはあったが、なんでスタッフが封筒を開けるところを、カメラで撮影してるのかね?まるで何か変なものが入ってるのを知ってるかのようだな。
「悪夢を映し出した携帯カメラ」は、一瞬で終わってびっ
くりした。「録音されてしまった呪いの声」これは結構面白かった。声ネタ。検証が早い。動画紹介の後にすぐ謎が解ける。「ほん呪」なら5分ぐらいかけてから真相に行くぞ(笑)
「実録、ひとりかくれんぼ」、これは撮影者が実際に一人かくれんぼをやったらどうなるかを検証するためにとったそうだが…検証できてないじゃん。すごく期待したんだけどな。途中までは興味深く見れた。

恐い動画 身の毛がよだつ映像20選     ★

恐い動画
ミリオン出版より。
あらすじamazonより(青字)
読者投稿ビデオから怪奇現場映像まで全20本をDVD収録!!
ムック本として出たときの画像とリンクを貼りつけたが、レンタル版は装丁が確か違っていたと思うので注意されたし。心霊写真特集もムック本にはあったのだろうがDVDにはない。
DVDの内容的には、久々にどうしようもないものを観たという印象。ワクワクしながら借りていく人がいたらご愁傷様レベルである。
20の動画をカウントダウン形式で20位~1位へと紹介していくのだが、大半が声ネタ。呻き声のようなものがとか、怒れる霊の声がとか、そんなのばかり。声ネタの次に声ネタ。終わったと思ったらまた声ネタ。
極端なこと言えば、画面を観なくてよいぐらい。真剣に画面を凝視している人、目が疲れるからやめた方がいい。
不可解なものが映っている映像も、ほとんど印象に残らない。1位として流れるのは「廃病院に巣食う少女の霊」。これを怖がれる人は何を観ても怖がれるだろうから幸せだろう。
最後に取材班の代表(?)、住倉カオス氏がいきなり登場するのだが、てっきり「しょっぱい映像ばかりですいませんでした」と謝罪会見でもするのかと本気で思った。しかし単なる投稿募集のお知らせだった。もういい。僕は疲れた。



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