ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想 凶悪霊

凶悪霊シリーズ 感想

2019/01/04

凶悪霊 13本の呪われた投稿映像 Vol.1   ★★

凶悪霊 13本の呪われた投稿映像 vol.1
シリーズ2、3を見てからこの1を見るのだが、やはりダラダラとどうでもいいところを映している印象が強い。
今作は最初の2本あたりまでは結構いいかもと思ったが、それ以降はパワーダウン。最後まで勢いは戻らず。
「ドライブ」、2か所に映っていて、さらにバックミラーに映る顔はなかなか怖い。「樹海の廃屋」、廃屋探検の動画。投稿者が突然ビビり出すところに問題のものが登場。これもいい。
「ビデオチャット」、女性が画面に向かって愚痴を喋っているが、背後に異変が起きる。こういうシチュエーションは「呪いのビデオ」他で驚くものを見てきただけに、今回のは拍子抜け。「火祭り」、祭りの様子は綺麗でよいと思うが、長い。リプレイでようやくわかった。
「ゲームセンター」、今作で一番ひどい。まず、長すぎる。3分間もクレーンゲームの周りにいる男女をウロウロと撮影し続け、結果男性の頭部が一瞬欠けていたという期待外れの現象。「廃村」、これも長いな。わざとらしく不気味な人形なんか配置しやがって。
「禁断の儀式」、こっくりさんの様子を3分も流してくれてまったく退屈。ただ、事象自体は少し面白かった。「丸鶏」、制作側の人も、実際に見てみて、長いなあ退屈だなあとか思わないのかね?
「南の島」、まあ少し不気味。「肝試し」、少しはっきり出てきた。これぐらいのがたくさんあるとわかりやすい。
「地震雲」、これは走る車の中から空の雲を撮影した動画だが、道路上に上半身だけの霊らしきものが現れ、這って走ってくるという内容だ。明らかにこのタイプの霊はどこかで見たことがあったので記憶を頼りに探すと、「本当の心霊動画『影』6」の「夕焼け雲」と同じ構成とわかった。あちらも車の中からの撮影で、道路に上半身が出現して向かってくる。タイトルも似てる。コラボでもして、全国でこうした事例が多発してる展開を作れば面白いんだけど。
「セパタクロー」、練習中の様子だが、出てきた霊よりも、みんな器用に蹴るもんだなあということに関心が移る。「暴れる死霊」、映ったとたんにナイフを振り上げる霊。とりあえずそれらしい映像を作りましたという感じ。

凶悪霊 13本の呪われた投稿映像 Vol.2   ★★

凶悪霊 13本の呪われた投稿映像 Vol.2

どの辺が凶悪なのかよくわからない。後半に行くにつれ、こういう怖い映像を作ってみました的な映像が多くなり、そこが残念。
「コインロッカー」、何かが出るらしいコインロッカーを撮影した映像。撮影者は次々とロッカーの扉を開けていくが、どうやら該当のロッカーに行きついたようだ。開けていく過程の緊張感はあるが出てきたものはさほど怖くない。「誕生会」、少し面白い出方をする霊が登場。「雪道」、撮影者の足元にいつの間にか何かがいる。まあ不気味。
「昂ぶる怨念」、廃墟探検の動画だが、何度も見たような場所である。それもそのはずで「本当の心霊動画『影』2」の「湖畔の廃墟」と同じ場所だった。画像は廃墟内にあった扉だが、左側が「本当の心霊動画『影』2」で、右が今回の。同じ扉だ。比較しやすい構図がなかったのでわかりにくくなってしまった。まあ、心霊スポットで撮影する人がたくさんいてもおかしくないので別にいいが。

重そうな扉

 


まだまだ続く。「海岸」、どうも盛り上がらない。「帰省」、これは変わった内容で面白かった。関係ないところが長いけど。帰省先の田んぼの中を友人と歩く投稿者だったが、視界におかしなものが出現し、さらに移動する。
「占い」、これもあまり面白みがない。「魚さばき」、タイトル通りで、魚の内臓のところに別の物も出てきたようだ。何かを予測したようなナレーションは少し良かった。
「違法投棄」、監視カメラ映像だがこれも普通だ。「事故現場」、徐々に面白映像制作の世界へ。「悪戯電話」、これも。「リハーサル室」、残念感が漂う。
「自主映画」、これで最後。カメラテストの映像。割と意外性のある登場で、いいかも。

凶悪霊 13本の呪われた投稿映像 Vol.3   ★★★

凶悪霊 13本の呪われた投稿映像 Vol.3
シリーズはまずこれから見た。タイトルに「凶悪」とあるので、霊が襲ってくる、あるいは撮影者が毎回霊に気付くパターンの映像なのかと思ったが、あまりそういうこともない。
内容はさほど悪くないが、霊が出てくる箇所と関係ないところが長々と映されているのはあまり印象が良くない。
「にじり寄る異形」
本作最初の一本だけあってなかなかの内容。心霊スポットの廃墟を歩き回る投稿者たちだが、怖い顔で見てくる女性らしき姿。
「望まぬ同居人」、いきなりわかりにくい。長々と飲み会の様子が映された時間がもったいない。「場所案内」、これはまずまずか。街中を歩きながら撮影された動画だが、電柱の脇に花束、そして何者か。これも道中が長い。
「デートの行方」、プリクラ撮影のさなかに動画も撮影していた投稿者。これはちょっと面白い感じで霊が向かってくる。「川遊び」長い。面白そうな動画で期待した割に出てくるものは一瞬。しかも手だけ。
「お墓参り」、姉と弟で墓参りに来ているようで和やかな感じだが、どこかで見たような霊が背後に忍び寄る。まずまず。
「バッティングセンター」、これも長い。リプレイの末にようやく分かった。長い割に大したものが出てこない。「バラバラ」、バイク事故で家で療養している友人を撮影した動画、怨霊映像チックな手と足が出現。
「監視カメラ」、割と面白いが定型化している内容。「開放された悪意」、海へ向かうドライブの様子を撮影した内容。最初は気付かなかったが、リプレイで気づくとなかなか意外なものが映っていた。
「何かのいたずら」、大したことなさそうなタイトルだが、今作で一番よかったのではと思う。カラオケの模様を撮影した動画で、曲の途中で突然モニター画面の映像が消え、曲も止まる。再開する直前に一瞬画面に何者かの顔が映る。
「ガーデニング」、ガーデニング作業中に突然倉庫のドアが開き、中の鏡に謎の女性。少し緊張感がある。「冷やかしのツケ」、心霊スポットへ行ったとたんに同行した一人の気分が悪くなる。こりゃマズいと帰ろうとしたところで何者かが走ってくる。これもよかった。



一覧と履歴

-ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想, 凶悪霊


Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA