ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想 絶恐霊障動画 (襲ウ・闇編)

絶恐霊障動画 (襲ウ・闇編) シリーズ感想

2019/01/04

絶恐霊障動画 襲ウ2   ★★★


最初に6を見てからこちらの2を見た。6と違って取材のインタビューが一切ない構成だったので少し驚く。シリーズを重ねて改良されてきたのだろう。動画に霊が現れる以外に、スタッフが他の箇所にもおかしなものがあることに気付く、というのをどの動画でもやり続けている。動画に付加価値をつけているのだと思われ、おそらく制作陣が真面目な性格なんだろうと推察される。

「同窓会」
いきなり長い。家の中の動画で、謎の女の顔と黒いしみが出現する。結局あまり同窓会っぽくない。知り合いのつまらん動画を見させられている気分。

「待たせる男」
どこかで男が女性を撮影している動画。これもシチュエーションがいまいち掴みづらい。しかも長い。出てきたものは一瞬ではあるがなかなか派手。

「室内練習」
家の中で幼い子供と親がバッティング練習をしている。子供の後ろに何かが出現。このあたりからだんだんと小道具を映して、それにまつわる話を繋げて怖くしようとする展開が入ってくる。

「暴露」
仮面をかぶった女性へのインタビュー動画。タイトル通り何かの暴露話のようだ。声にエフェクトがかかっているため、何を言ってるのか聞き取りづらい。出てきたものがPSゲームのCGのようでなかなか酷い。これはいまいちだ。

「落ちない汚れ」
手洗い場のようなところで男性が一生懸命手を洗っている。排水溝の中に何かがいたという、まあそれだけなのだが、近くに奇妙な張り紙があったことを結び付けてくる。あまり面白くない動画は掘り下げなくてもいいような気もするが。

「出来る子」
これは今作で唯一驚かされた。家の中で女の子を母親が撮影している動画。何のための動画かよくわからないなと思っていたら、姿が変貌、そして衝撃の展開となる。小道具はランドセル。

「飲みたい」
自販機の下から何か出てきた。こんなの撮影してどうしようというんだろうか?変なものが出てきて、撮影者が驚くというのが多すぎるように思う。

「塀のそば」
家の庭らしきところで撮影された動画。出てきたものがちょっと珍しい。わかりにくいけれど。しかも怖くない。

「お手伝い」
これは初めて見るタイプの事象。わざとらしい話し方の子供が登場して、ベランダの洗濯物を取り込んでいる。子供がいきなり消え、なんと庭に落ちていた。と思ったら消える。これは結構よい方向にわけがわからなくて好き。

「観察」
最後だからなのか、突然長くなった。リプレイが入るまでに5分ほど動画を流し続けられる。庭に来る動物を撮影しようと監視カメラが仕掛けられたが、変なものが映ったという内容。おかしな人影が現れて動きまくる。これ霊じゃないだろ?なんだこれと思っていたところ、他にもおかしなことがあったようだ。

絶恐霊障動画 襲ウ5   ★★★

�䶲����ư�� ���� 5

ショックが売り物のシリーズだが、今回はあまり驚くほどでもない。むしろ検証がメイン。動画は意外性がそこそこで満足はしたがあまり盛り上がる所はない。毎回平均点ぐらいの内容なので安定はしているが…

「彷徨」
カップルが山らしきところで撮影した動画。なんかこのシリーズって、どの動画も妙に画面が暗くないか?カップルの女性の方が突然転び、駆け寄った男性の後ろに何かを見つけて逃げ出す。その場に落とされたカメラは怪しく揺れる女の影を捉えていた。比較的珍しい出方。

「怯える女」
スマホで家の玄関近くを撮影した動画。これもカップルが出てきて、女性の方が何者かに後をつけられていると怯えている。家まで帰ってもまだ怯えているので、男性の方が玄関先を見てみるも、何もいないとのこと。女性がしつこいので男性の方が怒り出して帰る。残された女性が再び玄関先を確認すると、やはりいた。2段構えだがやや長い。

「はれたひ」
観光地の池を撮影した動画。なんでこんな陰鬱な色なんだ。早々と2か所に出てくるのはいいが、だから何という印象。

「特技」
友人同士の会話の動画。タイトルの特技は、冒頭に披露されるだけでほぼ関係ない。映っている友人が二股をかけていたそうで、それっぽく女の霊が出てきた。

「和室の男」
謎の男が家の中を撮影している。珍しい動画だ。「僕が出演しているDVD」について、僕のDVD、僕のDVDと連呼しながら撮影を続けているという、見続けると具合が悪くなりそうな内容。はっきり言ってうるさい。何のDVDかもよくわからず。
不気味なものも出てきたが、DVDに気を取られてそれどころではない。

「陽炎」
公園で遊んでいる若者数人。ベンチからベンチへ飛び移ろうとしているところ、ベンチの上に人影が。検証がやけに細かいが、頑張るべき内容ではない。

「三つのトンネル」
トンネルを撮影した動画。体感時間が長い。何かが出てくるまで待ってたのだろうか。

「ベトベト」
女性の友人同士で、その中の1人の家にお邪魔しているようだ。床や家具がベトベトしている上に、壁も汚れているという。汚れはベッドの下に続いているそうで、皆で一斉にベッドの下を覗くとやはり何かいた。これはパッと見て汚れているように見えないのが逆に異常で、ではこの人たちには何が見えていたんだろうと考えることで、ちょっと怖くなる内容。

「オヤゴコロ」
たまに出てくる、子どもの様子がおかしい系。「パパ」と呼ばれる男性が子どもとボール遊びをしようとしているが、子どもは全く乗り気でない。それどころか「パパ」を排除しているように見せたい内容。

「童像」
夜にどこかの銅像を撮影している動画。夜に動き出すらしいが、なかなか動きださないのでグルグル周囲を回って粘る撮影者。苦労の割に像は動かなかったものの、他のものが出てきたのでよかったと思う。

絶恐霊障動画 襲ウ6   ★★★

絶恐霊障動画 襲ウ 6

霊が撮影者を襲ってきて、霊障を食らわせる動画というのがコンセプトらしい。
構成は「呪いのビデオ」に似ており、映像紹介の合間に取材が入り、前中後編に分かれていたりする。投稿動画同士を関連させて検証するあたり、話の筋道を考えてきているのがわかる。そんなに都合よく関連する動画が同じ取材班に送られてくるわけないと思うが、そこは流れに逆らわずに見るしかない。

「くらいよみち」
森の中で、夜に撮影されたと思われる動画。途中で画面にノイズが入り、どこかの部屋らしき場所が映り込む。そして謎の女性らしき霊の姿が登場するものの、撮影者は無言を貫くという内容。まあいいと思うが、動画にノイズが入るのは食傷気味。ちなみに送ってきたのはディル・ダークというハンドルネームの男性らしい。

「ローアングラー」
男性が女性モデルを撮影している動画。手に持ったカメラ以外に、隠しカメラでも撮影しているようだ。隠しカメラの方に何かが現れる。出てきたもの自体は普通だが、話の背景がやけに複雑で意味がわからない。

「急勾配」
夫婦が家の階段辺りで撮影した動画。急に何かが撮影者の方に向かってくる。ちょっと驚く。なんか各動画のタイトルがちゃんと考えられてる気がして面白い。

「病める女」
部屋のベッドに横たわって黙っている女性。撮影者が呼びかけても反応しないから、この人が病める女ということだ。と思ったら突然奇声を上げ始め、肩口に霊が出現。インパクトがある。この動画はヒメカワさん(仮名)という女性から送られてきたもので、映っている女性はアキ子さんというらしい。アキ子さんは心の病にかかって笑うことができなくなったという。どうもある動画を撮影したことが原因となったようだ。
ヒメカワさんに取材するところで次に続く。

「ちいさな灯り」
廃墟で撮影された動画。子どもの霊らしきものが現れるが、はっきり映りすぎで×。

「ウェアラブルカメラ」
よくわからない内容。公園らしきところで撮影された動画で、ベンチに座っているカップルを撮影したところで、2人の顔に異常が起こる。動画自体にも謎の現象が起きているというが、何が何だか。

「病める女/Research」
取材パートの続き。取材班にはある仮説があるらしく、撮影者のヒメカワさんに、撮影した部屋の間取りを書いてもらうことに。ここからは話の核心になってくるので、ネタバレを嫌う方は読まない方がよいと思われる。

実は「病める女」の部屋と、最初の「くらいよみち」のノイズの中に映り込んだ部屋は同じ部屋であった。つづく。

「ヨビミズ」
家の中で子どもが父親を撮影した動画。普通に霊が出てきただけかと思いきや、検証によって気にしてなかった謎が生じてくる。しかもわからないまま終わるので消化不良。

「穴」
山奥で撮影された動画。複数出てくるがなんか変な出方だなあ。あまり面白くない動画は検証をカットしてもらいたいと思った。

「暗イ夜道」
ディル・ダーク氏とアキ子さんは、実は一緒に森に行っていたのだった。ディル・ダーク氏が撮影した後で、カメラをアキ子さんに渡して撮影させることになり、アキ子さんは異様なものを目の当たりにしてしまった。この後はちょっと気になっていた点についても言及があり、検証されて終わり。意外な展開ではあった。
投稿者のディル・ダーク氏とヒメカワさんの、どちらか片方が「霊障動画」でなく「呪いのビデオ」の方に投稿してたらどうなったんだろうとか考えるのも夢があってよいかもしれない。

絶恐霊障動画 闇編8   ★★★

�䶲����ư�� 8 ����

少しタイトルが変わっている。「襲ウ」はどこ行ったんだろう。襲われなくなったのかな。内容は前のとそれほど変わらないが最後はいつもと違う。

「ウワサのトイレ」
カップルが霊が出るというトイレに行って撮影した動画。鏡の中に何か出現するが、小さくて挙動がわかりにくい。ちょっと弱いか。

「燃える公園」
男性が夜に公園で撮影した動画というが、どこを撮っているのかよくわからない。天井から人影が面白い動きで現れる。出てきたものが黒く焼け焦げているように見え、過去に公園で起きた火事と結び付けようとするのは普通でよいが、盛り上がりはない。

「おもいはなし」
カップルらしき男女が話している動画。女性の方は子供ができたという話を始めるが男性の方がまともに取り合わない。タイトルはそれ由来だろう。男性の足元に子供の顔。これもちょっと出方が面白い。

「R_R #1 part1 怪しい棲み人」
いきなりよくわからない企画が始まる。女性ディレクターの佐倉さん登場。気が強い美人。学生時代は結構気が強い女性が好みだったけれど、実際に会社でそういう女性(管理職だったり)の応対をすると、かなりキツイことを平気で言ってくるのでたじろぐのだった。余計な話でした。
投稿されてきた動画の紹介。長い。女性が投稿者。家の中で変な声がするので撮影してみるのだという。最後の方におかしなもの登場。これ自体は驚くのだが、佐倉さんやADの矢口さんの会話が聞き取りづらい上にどうでもいいことをたまに喋っているため疲れる。投稿者へのインタビューに移行するところで以降はPart2へ。

「電卓」
子供が家で勉強している様子を、父親が撮影している。カメラが電卓に寄って、離れたところで異変が。ほとんど同時に画面の2か所に出てくるため、私は片方しか見られなかった。もう片方はリプレイで。割とよいと思う。

「カガミよカガミ」
家の鏡の前で、友人2人で撮影した動画。「鏡をじっと見つめると勝手に体が動き出すという都市伝説を証明したいと思います」とか言って実践する。鏡を見てる間は無音になるが、いきなり携帯のバイブが作動。そして奇怪な顔の出現。いろいろ面白い内容。一番面白いのは、鏡をじっと見つめると~という都市伝説などスタッフの誰も知らないということだった。私も知らない。

「ライタードッキリ」
友人同士で家飲みしている動画。女性陣が、ある男性のライターの炎を強力にするドッキリを仕掛けるが、仕掛けた女性の方がおかしなものの出現に驚いた。意外と不気味でよかった。

「R_R #1 part2 襲ってきた男」
続き。投稿者に長々と話を聞く。実際に家の中に何かないかを検証し始める。仕事ができなさそうなADがいい発見をするという、ありがちな展開だけど嫌いじゃない。話が核心に迫りそうなところで変な男が乱入。佐倉さんと格闘が始まる。カメラで撮ってる奴は何してるんだ?
一応撃退はしたものの、どうなるんだろうというところで、なんとこの巻は終わり。続き物だった。

絶恐霊障動画 闇編9   ★★★



映像の怖さや内容は8とあまり変わらない印象。8からの続き物の動画も収録されていて、徐々に謎が明らかになっていく。美人ディレクターの佐倉さんの出番は多いので、そこはとてもいいと思う。
前も書いたがこのシリーズは全体的に画面が暗い。そういうフィルターがかかっているように思う。そのために不気味さもあるがどこかチープさも感じるのが正直なところ。

「奇怪な寝室」
寝室にいる夫婦のところに突然子供が出現。かなりはっきり出てくる。どことなく不思議だが一瞬で出番が終わる。

「自転車不法投棄の記録」
タイトル通りの内容を、夜に撮影している映像。撮影者が職務中に見回りしたときのものだという。この辺りは自転車の利用者が多いとか、そういう人が捨てているとは信じたくはないとか、いろいろ語っている。私の会社の同僚に非常に話し方が似ているので、本人かどうか聞いてみたくなったほどである。事象は普通。

「空の物置」
家の物置で変な音がするので撮影したという映像。事象は腕と人影の複数で、悪くない。このあとで撮影者の祖父が「なぜ中を見た」と怒ってきたのだという。うるせえって話だ。こうした展開は「洒落怖」の読みすぎだと思う。

「R_R #1 part3 証言 部屋の秘密」
霊障レポート=R_Rということらしい。前回の続き。ある投稿映像が撮影された家でスタッフが現場検証していたところ、謎の男が襲撃してきたというのが前回の内容だ。
この部屋の賃貸契約を委託された不動産会社の担当者K氏にインタビュー。どうもこの部屋で起きた過去の事件が原因らしい。つづく。

「侵入者」
女性の部屋に侵入していた撮影者。女性が寝てからは近づいてさらに撮影しようとしたが、別のものが撮れてしまった。霊よりも突然バイブが鳴るスマホの方に驚く。

「チカイフタリ」
カップルが写真を撮ろうとしたら、なぜか動画が撮れていたようだ。出てきたものはまあ不気味ではある。スマホに届いたメールや、彼女が口走った名前など、短い動画でありながらやけに設定を詰めてきている。

「屋上」
女性2人が建物の屋上で撮影した映像。こういうのはたまにある。映像と写真と2本立て。

R_R #1 part4 黒い男の正体
不動産業者のK氏に撮影禁止と言われつつも、こっそり撮影していたスタッフ一向。とうとうバレて怒られ、取材は打ち切りに。部屋から出ようとするとまた前回と同じように男が襲撃してくる。ただ前回とは別の男らしい。顔がよく映らないからわからんよ。
格闘要素はあまり必要性を感じないが、ともかく少しだけ話は進んだ。ただこの話自体にそれほど面白味はない。というか終わりかなこの話。


一覧と履歴

-ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想, 絶恐霊障動画 (襲ウ・闇編)


Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA