ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想 流出封印動画

流出封印動画シリーズ 感想

2019/01/03

流出封印動画2    ★★★

流出封印動画 2

「怨霊映像」に比べてドキュメンタリー色が強い。なかなか面白いが問題点もあり、後述することにする。

「姦姦蛇螺」
民話が元になったタイトルで、人食い大蛇を退治しに行った巫女が、劣勢になって諦めた村人たちに見捨てられ、そのまま生贄にされてしまったという話。
大学の山岳サークルの4人がその現場へ究明に行った記録映像が流されるが、山の中を歩いている映像がやたらと長い。映像開始から、不可解なものが登場するまで20分もある。探索気分が味わえるのはよいが、出てきたものもちょっとホラー映像撮っちゃいましたレベルなので悲しくなる。

「事故物件」
前のが長かったがこちらは拍子抜けするぐらい短い。変なものが画面隅にちらっと映って終わり。続きがあるのかと思ったのに次の映像へ行ってしまった。

「お盆の海」
女の子たちがお盆に海に遊びに行った様子を長々と映している。あまりコメントすることがない。カメラがどうなっているのかよくわからない。あと映像の後でそのまま亡くなった(ことになっている)女性がいるがその人もモザイクなしなのが不思議。

「土下座男」
これは不可解でよかった。マンション内のある部屋から何かを打ちつけるような音がするので、撮影しながら様子を探っていたら、その原因である何者かを映してしまったという映像。これぐらいのが毎回あるとありがたい。

「アダルトビデオ」
もうちょっとタイトルをなんとかしてほしいが、とにかく撮影中に女優がぶっ倒れ、映像には不可解なものが映っていたという内容。よく見ると怖い顔が映っている。

「樵の面」
兄妹が田舎の祖母の家に泊まりに行った際の映像。なぜ撮影してるのか。祖母の音声が加工されていて聞き取りにくく、重要なこと言ってると思うんだけどわからなかった。祭りに使われる「樵(きこり)のお面」がなくなってしまい、なぜか呪いをかけるものになってしまったという。
物置のようなところで樵のお面を兄が発見してかぶってみたところ取れなくなってしまい、その後の悲劇へと結びつく。妹は逃げながらもしっかり撮影してるのが笑えるのだった。最後なんか特にうまくカメラの枠内に入っている。



流出封印動画5    ★★★★

ή??????ư?? 5
他の人気シリーズと比べても遜色ないレベルのシリーズだと思っていたが、なかなか店頭になく見られずにいた。このたび唐突に1本を発見。シリーズはこの5で終わりなのだろうか?続きは出ていないようだ。ジャケットに「終了覚悟レベルの恐怖動画集!」とか書いてあるのが現実となったか。

「ふたりの新居」
夫婦の妻の方が、新居にてポルターガイストに悩まされる。夫は地震だとか言ってなかなか取り合ってくれないため、見ているこちらもイライラする。だから背後にとんでもないものが出てきてもあまり気の毒でない。

「闇に潜む者」
夜の公園での撮影。ここにはかつて隔離病棟があったという。草むらの中に何かがいたが、あまり霊っぽくは見えない。

「おかえりなさい」
映像が2段構えで面白い。家で子どもとドミノを並べていた父親。できたーというところで後ろから謎の手がドミノを倒すというひどい内容。もう1つの映像はその件で父親がおかしくなってしまったというもの。

「遊ぼうよ」
これも夜の公園。ひとりでにブランコが動いているのが目に入って狼狽する撮影者たち。実は少女の霊が動かしていたのだという、比較的普通な話。

「死の鬼ごっこ」
これは面白かった。尺もかなり長くとられている。山中で鬼ごっこをしている様子を撮影した映像。登場人物が自ら、某番組のパクリだと言っている。4人の若者が出てきて、それぞれ頭にカメラをつけて撮影しながら移動する。映像も4分割され、それぞれの人物が移動している様子が同時進行でわかるようになっている。
ある洞窟に差し掛かり、入口のところにお札があるのだが無視して入っていく3人。ちょうどそこで4人が揃う形になり、1人の女性が洞窟へ入るのを止めようとする。3人のカメラはそれぞれその女性を映しているのだが、女性の背後に謎の影が映り込む。そして悲鳴。という感じで次々と犠牲が出てしまう。かなり見ごたえのある内容。

「廃旅館の中に」
また短い映像に戻る。廃旅館の中にあった掛け軸の目が動いたというだけの内容なのだが、撮影者が海で投身自殺、映像を送ってきたその恋人も重度の鬱で入院中と、後日談が悲惨すぎる。

「ストーカー返し」
男が部屋の中から女性を盗撮している。この男がストーカーのようだ。男は女性に気づかれてしまってナイフで刺されてしまうのだが、その様子をクローゼットの中から他の女性たちが見ていた。ちょっと怖い話風味。

「怨霊病棟」
これが最後の話。長い。病院に入院することになった女性を、その彼氏が撮影している。この病院は霊が出るという噂があるようで、看護師に聞き取りするなど彼氏は積極的に関わろうとする。女性の方はそれに協力する気で、夜中にビデオ撮影しながら病院内を歩き回る。いきなり盛り塩があるなどいわくありげなところで髪の長い女が立っているのを目にする。
翌日、こりずにまた夜中に撮影しだした女性。この日も怪奇現象に遭遇したのに、次の日にまた撮影。やめればいいのに。
途中で看護師2人に助けを求めるが、看護師の様子もおかしくなってきてしまいもう絶望的。心霊現象が次から次へと盛りだくさんで、そこは非常に怖くて面白いのだが、この女性の叫び声がうるさすぎる。常に叫び続けるのではなく、要所要所で叫ぶようにしてほしい。後日談は悲惨。



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