ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想 本当の心霊動画「影」「呪」「怨」

本当の心霊動画「呪」シリーズ 感想

2019/01/01

本当の心霊動画「呪」      ★★

本当の心霊動画「呪」

「影」と「呪」はどう違うのかわからない。今作は取材というか、怪奇事件ライターの小池壮彦氏のご意見を拝聴しようという企画に本編の半分ほど時間を使っている。
個々の映像の感想。「合わせ鏡」。長い。撮影者はブツブツ言いすぎてイライラしてくる。出てくるものも意外性が特にない。続く「睨み付ける眼」はよかった。映像に突然、目だけが出てくるというのは他作でもあり、未だに結構怖いのだが最初に考えたのは誰なんだろう。
「樹海に住む者たち」が今作のメイン。投稿映像自体はまあいいけど、この後15分ほど樹海の探索。しかも後編もある。
さて「引きづり込む腕」、2か所に現れてて面白い。「集う幼霊」ははっきり出てる。感想らしい感想が書けない。「這い登るもの」。面白い動きである。こういう映像を制作することに何の意味があるんだろう?
また樹海探索15分。変なものを見つけたり、取材中の映像に霊らしきものが映っていたりする。興味のある人は面白いかも。
なぜかまた投稿映像に戻り、「悪夢」。まあ、普段から悪夢でうなされてる人が、寝ている様子を撮影したらこういうのが撮れるだろうなあ、というのを映像で示した感じ。

本当の心霊動画「呪」2      ★★

本当の心霊動画「呪」 2
「呪」の方はどうもいまいちな内容が続いている。
「消えない無念」、水没者が祀られた神社を撮影した映像。実際に人が座ってたのでは?という感想。「川面に浮かぶ怨念」、釣り中の映像。同じような感想。
「姿のない保護者」、これはまずまず。昔はこういう映像がよくあったなという懐かしさが少しある。「闇の住人たち」、これは心霊スポット内を撮影した映像で、人がいるはずのない上階に人の姿が現れるというもの。廃墟探検としても中途半端で期待ほどではない。
「湖畔の怪異」、今作のメインで、おなじみ怪奇ライターの小池壮彦氏が登場する。どこかの湖近くの山中で撮影された映像のようだが、投稿者も不明でどこなのかわからない。橋に不気味なものが出現しており、小池氏にこれはどこだと思うか見解を聞いたところ、なんと一発正解というスピーディーな展開。まあ、場所探しをダラダラやってもしょうがないからいいんだろうけど。
現場近くにトンネルがあり、小池氏はこちらが地元で心霊スポットと言われていることに興味を示し、中へ入る。この人トンネル好きなんだなあ。小さい横穴に入り込むため、カメラのみが一人で入ることとなったところで後編へ続く。
「もう一人の参加者」、ビデオチャット中におかしなものが映りこんだ内容。今作では一番よかった。次は「観覧車」、バカにしてるのか。「ゴルフ練習」、これは悪くない。映っているものも体のバランスがおかしいためほどよく不気味。「徘徊する異端」、なんでこんなかっこつけたタイトルが多いんだろう。トンネル内を車で走行中に、道の脇に不可思議なものが映ったという内容で、まずまず。
後編。前後編にする意味があったのか…わかったようなわからんようなことを言いつつ、例によって取材中の映像に変なものが映っていたのを紹介して終わり。

本当の心霊動画「呪」3      ★★

本当の心霊動画「呪」 3
取材は行く意味があったのかわからないぐらいの内容。
「池のほとりで」は虫の音か知らないがブーンブーンとうるさい。出てくるものは最初気付かなかった。「ほら穴の影」、これは心霊スポットのほら穴を探索する投稿者たちの映像。黒いものが出てくるが動きが少しユーモラスで悪くない。
「闇夜からの使者」は全く面白くない上に長い。3分も酔っ払い同士で喋ってて、最後にちらっと何か出てくるだけというもの。こういうのを収録する意図がわからない。
「もう一人の宿泊客」、怪現象が起こるらしいホテル内を撮影した映像。まあまあの内容だがわざわざ撮影してる時に都合よく出てくんなって感じ。「橋」は自殺の名所らしい場所が舞台で、結構不気味なものが出てくる。ナレーターも気の利いたことを言うので好印象。
ここで取材のコーナー、「異界へと続く岬」。心霊スポットに行った仲間たちが事故に遭ったり怪我をしているらしく、相談してきた。毎度の小池さんも登場。該当のスポットに何かがあるのか検証しに行くのだった。観光旅行っぽい内容で後編へ続く。
「夏の思い出」は少し驚かされるのでよい。「知らない顔」、これは未だに何が映ってるのかよくわからない。グラスに映る苦しそうな男の顔だそうだが。「森林」は実際に人がいたとしか思えない。
取材の後編。例によって取材映像におかしなものが映ってると紹介して終わり。

本当の心霊動画「呪」4      ★★★

本当の心霊動画「呪」 4
今作は意外な感じで驚かしてくる映像が多かったので好印象。ただ現地調査はこれまでで1番面白くなかった。
「見送る異形」、廃墟探検の動画。ちょっと長いが臨場感はそこそこあってよい。「コックリさん」は意外な内容。一発オチのようなものだがよかったと思う。
「映ったモノ」、これは駐車場の監視カメラの映像。事象は2つあり、まずカメラの前にバサーッと髪の毛が降りてくる。これは驚いた。その後にもう1つが来るが、髪の毛のインパクトが大きくて次のに気づかなかった。
「坂道」、これもよい。カメラを左に振ったら突然取材拒否のようにでかでかと手が現れ、そして横に本体。この2本はほんとよかったなあ。
次は取材「死へと誘う橋」だ。発端は心霊写真なのだがなかなかしょうもない。毎度の小池壮彦氏とスタッフが現地へ。小池氏は、「前来た時はこうだった」とかやたらと詳しい。続く。
動画紹介へ戻って「卓球」。学生が撮ってる動画だろうが、正直腕前は下手くそ。ただ、出てきたものは意味不明でよい。
「イルミネーション」、夜に飾り付けられて光る木を見てはしゃぐカップルに対して、なぜか白く光る手が出現。ナレーションで強引に結び付けて終わる。
「すき間」、投稿者はよく気づいたなという内容。次は「残留する思念」、タイトルは残留思念でいいと思うが。出てきたものははっきりしている。
「死へと誘う橋」の続き。正直言って、何がわかったのかさっぱり理解できないままなんとなく取材が終わる。申し訳程度に取材中におかしなものが映っていたということで紹介して終わり。



本当の心霊動画「呪」5      ★★★★

本当の心霊動画「呪」 5
実は投稿映像は結構よい内容のものがあったので、「呪」の方では今のところ最も怖いのではないかと思う。
まず「エスカレーター」、駅のエスカレーターを降りるところを撮影したものだが、冒頭から怖い。下りに対して上りのエスカレーターになんかおかしな人がいるなあと見ていたが、視線を逸らすといきなり急接近してくる。これは驚く。
「校門」、場所の仕掛けが効いていてちょっと面白い1本。「ビリヤード」は初見では気づきにくかったが、いざわかってみるとギョッとする内容で悪くない。
「火葬場の住人」、これは場所と雰囲気で期待できそうだったが、やや判別しにくくショックが小さいのが残念。
「リビング」、「エスカレーター」に続き、2回脅かしてくるタイプ再び。最初のはすぐにわかるが、次のは油断していたところに出てくるのでなお驚いた。
「黄泉へと続く峠」、さあ取材である。心霊スポットである峠探索の様子を撮影した動画が送られてきて、毎度の小池さんに調査を依頼する。なぜか該当の峠に詳しい小池さん。車止めを見て「昔はバイクで入れたんですよね~」と語る。ほんと、よく知っている。
投稿映像に戻って「ダンス」、これも事象が2つ。このように複合型だとウケがいいことにスタッフが気付いたのだろうか。「ツリーハウス」、山の中のツリーハウスを撮影した動画だが、わかりにくい。リプレイでようやく気付いた。しかも出てくるのはツリーハウスじゃなくて周りの木の方である。
「廃墟に潜む者」、これもベタな感じではあるが驚いてしまった。不気味でよい。
「新しいカメラ」、怨霊映像とかによくあるタイプ。
取材の後編。峠の近くに防空壕の跡があるとのことで、洞窟になっているという。その中に定点カメラを仕掛けて一晩の様子を見る。もちろんおかしなものが映るのだが、今回は珍しいタイプで、激しい光の点滅がある。ポケモンショックを思い出した。短時間とはいえ大丈夫なのか。終わり。

本当の心霊動画「呪」7      ★★★

本当の心霊動画「呪」 7
そろそろ記事が長くなってきたので「影」と「呪」に分けようかと考えているが、「影VS呪」なんてのも出るらしく、そういうのはどちらに入れようかとまた悩ましい。
さて今作はと言うと投稿映像はまずまずの内容。取材は相変わらずであまり興味を持てるところがなかった。取材映像に変な霊が映っていたとかいうのすらなかなかわかりにくい。
「水の揺らぎ」、水族館の水槽に出てくる顔らしきもの。ちょっと珍しい出方で嫌いじゃない。「睨む怨霊」、神社が舞台で、リプレイ数回見るまでわからなかった。
「樹海」、これはわかりやすい。霊の動きが古いゲーム見てるみたいで少し面白い。「死の残り香」、はい取材。長いうえに前編では大した成果なし。
「覗き見」、これも長いけど2か所に出てるしそこそこか。「夜道」、投稿者はよく気づいたね。
「アパートの住人」、ストーカー対策で部屋に監視カメラを仕掛けた際の映像。割と不思議な感じで悪くない。「封印された記録」、テレビ番組のリハーサル映像とのこと。珍しい。これは3回出てきてて面白い。
ここからは取材の続き。なんか土地にまつわる伝説を調べて、いろいろと説明が入る。まあこういうの好きな人は好きなんだろうけど。終わりかと思ったらなんと最後に1本新規の映像。「海釣り」、インパクトあるのを最後に、ということなのだろうが、どうして怖くないのだろうか。不思議。

本当の心霊動画「呪」8      ★★★★

本当の心霊動画「呪」 8
今回は結構怖いのが複数あってかなり面白かった。今後もこんな調子で作ってもらえると、楽しみなシリーズがまた増えることになって嬉しい。まあ演出過剰とか、言い方は悪いが合成くさいと言えなくもない。とはいえ手が出てきましたみたいなのが10本入っているよりは、派手なのがあったほうが退屈しなくていい。
「ダーツ」、手が出てきました。「残る遺恨」、投身自殺があったというビルの周りで撮影している動画。撮影者が音に怯えだしたところで、謎の人物が出現。さらに高速で画面前に出てくるので驚く。結構よい。
「映り込む怨念」、彼女と鏡の前を掃除しているところに霊が出現。いろいろな出現タイミングがあるものだ。「工業地帯」、工場マニアが撮影した動画。リプレイで見てもしばらくわからなかった。不思議な感じ。
「山に潜むモノ」、小池氏が登場するおなじみの取材。登山に行った際に撮った写真に、霊らしき女性の顔がでかでかと映り込んだために相談してきた投稿者であったが、場所の特定が困難だったため、スタッフは小池氏とともにおおまかな現地へ。後編へ続く。
「異界のモデル」、2か所に出てくるが、少し時間を置いて出てくるので長く感じる。「訪問者」、緊張感もあるし、出てきたものにも驚かされたなかなかいい内容。彼女が部屋に来るのを待っていた撮影者だったが、部屋のドアや窓を叩く音がして様子を見に行き、探しに行く過程が恐怖を煽る。そして不気味なものが出現。
「夜中の住人」、これも怖めでグッド。夜中のオフィスを映した監視カメラ映像。突然電灯が点滅し、謎の人物が部屋中を跋扈し、カメラを見つけてアップに。
「山に潜むモノ」続き。あまり取材の成果がなかったが、今回は取材中の映像に何かが映ってたとかではなくて、投稿者が追加で送ってきた写真にまだ怖いのがあったという展開。
「隠しカメラ」、最後にもう一本の投稿映像。はっきり映っているのだが、これは嘘くささがかなり出ててあまり良くないパターン。

本当の心霊動画「呪」10      ★★★

本当の心霊動画「呪」 10

なんか淡々と進んでいった印象。投稿映像自体はさほど目新しいものがなく、安定していると言えばその通りだが少し物足りない。
「森に棲まうモノ」、冒頭から少し長め。心霊スポットらしい森の中を歩いている様子を撮影。何か合成くさい物が出現。「宴会」、仲間内での宴会の様子を撮影した映像。見苦しくて困る。出てきたものもあまり面白くないので損した気分。
「待ちうける怨念」、廃墟探検の動画。廃ホテルみたいだが、似たような廃墟がたくさんあるんだな。ちょっとだけ出てくる。「呪いのレシピ」、今作ではよかった映像の1つ。動画サイトに投稿するため、解説しながら料理する様子を撮影した映像。これも長いんだが料理の様子を見てるのがそれなりに楽しくてあまり気にならなかった。出てきたものは気持ち悪い。
「気配」、部屋でトランプ手品をしているとことを撮影したもの。何回もリプレイを流してくれるがいまいち何が出てきたのかわからない。「湖底に沈む無念」、小池氏登場の取材映像。湖で撮られた心霊写真が送られてきたことで、現地取材へ向かう。例によって現地の事情に詳しい小池氏。後編へ。
「迫り来る悪霊」、廃墟探索の動画で、何が出てくるのかと恐怖を煽る。実はカメラのフラッシュがたかれた際に霊が出現しており凝っている。こういうのは前にもどこかで見たような気がするが結構面白かった。「監視された霊魂」、部屋のベランダに仕掛けられた監視カメラ映像。なかなかはっきり霊らしきものが映っている。不思議な質感。
「パーキングエリア」、夜にパーキングエリアに駐車するところで霊が出現。腹ばいでこっちに寄ってくるのは何度も見た気がするな。「梅林にて」、梅の花ではなく別のものが撮れたらしい。最初気付かなかった。
「湖底に沈む無念」続き。現地取材はなんだかよくわからないうちに終了。災害の紹介しかしてないぞ。今回も取材中の映像におかしなものが映ってたわけだが、意外なことに小池氏が出てくる前の、投稿者への電話取材中に映っていたという。これは取材班側に原因があるかもしれないし、湖と関係ないんじゃなかろうか?

本当の心霊動画「呪」13      ★★★

本当の心霊動画「呪」 13本当の心霊動画「呪」 13

取材パートをカットして投稿映像のみになった。こうなると「影」や怨霊映像あたりともどう違うのかわからない。映像は平均ぐらいの内容。
コインランドリー」、夜のコインランドリーにて後ろ向きで子供をあやしている女性を発見。なんかこの題材と事象は前にも見たような気がする。ちょっとびっくり系で今作では派手な方。
「宅飲み」、アパートの一室で数人で飲んでいる様子を撮影した映像。ちょっと長い。人が来たのかと玄関を確認しに行った男性が、何かを連れて戻ってきた。普通。
「留守」、なかなか異色の内容。カメラ付きインターホンによって撮影された映像で、留守がちな投稿者の家に次々と謎の来訪者が。この街のしきたりがどうとか苦言を呈するおっさんや、来た目的がよくわからない母親と娘。特に母親と娘の方は夜中の0時近くにやってきて「どうぞよろしくお願いいたします」とか言われても困る。娘はかわいいんだけど。
「探索」、珍しい動物が出るとかで夜の公園にやってきた投稿者。周囲から謎の声が聞こえて、服にはいつの間にか何者かに掴まれた手形が。そして鏡に張本人が出てきた。わかりやすい内容。
「心霊スタジオ」、ダンスレッスンの様子。ダンスがちょっと長い。少し地味だが悪くない。
「追跡」、一度見たはずなのに再度見返すときに完全に存在を忘れていた不思議な内容。仕事帰りに同僚と乗った車の中を撮影した映像。こんなの撮影してどうするんだろうか?事象はあまり印象に残らなかった。
「かくれんぼ」、いい年こいてかくれんぼをしているのは童心に返ったようでいいと思う。出てきたものもわかるけれど、投稿映像に慣れてる身からすると特に驚きはない。
「勉強会」、家で勉強している様子を撮影した映像。動きがないので見ていてつらい。出てきたものは少し意外ではあるがわかりづらかった。
「呪われたテープ」、これは結構手が込んでいて面白い。深夜番組のADである投稿者がディレクターと共に深夜の墓地にロケハンに行った際の映像。一人で墓地の奥まで入るよう強要されたそうだ。そこでおかしなものを発見。2回に渡って出てくるこれ自体はしょうもないとはいえ、新品のテープを開けたはずなのに使用された形跡があったらしいとか、墓地に行くより前になぜか記録されていた映像があったりとか、謎含みなところは面白い。
「いやがらせ」、アパートに住む男性が、何者かに窓を叩かれたりインターフォンを鳴らされたりする嫌がらせの証拠として撮影した映像。かなりはっきり映っていて嫌な感じ。警察を呼んだのに家の中まで入ってきてしまった。



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