ほんとにあった!呪いのビデオ ほんとにあった!呪いのビデオ・封印映像他感想

ほんとにあった!呪いのビデオ感想群(1~10)

2018/12/30

ほんとにあった!呪いのビデオ     ★★★

ともかく「白い着物の女」ばかりである。半分ぐらいの尺をこれで費やしてるんじゃないか?specialとかで何度も出てきてるので、僕のようにこのシリーズをリリース順でなく、無茶苦茶な順番で観てる者にとっては、既出の映像を延々と検証されてもなあという気持ちになる。まあシリーズ順で観るのが正しいということか。
あとは数は多い割にそこまで印象に残るのがなく…「監視カメラ」。これはカラオケボックスのものだが、なかなかよかった。シリーズ化するのもわかるな。
「大学校舎にて」は明らかに変なものが出現して、撮影者も撮影の最中に気づくという、近年(シリーズ30中盤あたり)で多く観られるものだが、初期からやってるんだね。
「墓参りの記録」はしんみりとした。

ほんとにあった!呪いのビデオ 2     ★★

とにかく観た人に災いが降りかかるという「作業服の男」の印象が強烈。シリーズ他作でも後日談とか諸々で煽ってくる。結局僕は観ずに終わった。なんか嫌なことあってもこれに関連付けるのが癪なので。
問題は「作業服の男」以外がどうも今一つな内容であること。今、作品ごとのタイトルだけ見てても、印象が薄いものばかりだ。
ああ、「自主映画に映った男の影」に出てた女性2人が結構美人だったというのだけ思い出した。

ほんとにあった!呪いのビデオ 3      ★★★★★

シリーズ初期のは評判がいい。今作もテンポ良く進み、結構な数の映像が収録されている。思い返すと結構よかったのが多いな。
初っ端の「野球場に現われる少年」は今一つなんだけど、中盤以降の「屋根裏にうごめく人の顔」「ビデオレターから見つめる目」とかツボを押さえてきて、いいと思う。
「4人いる」は、4人で行ったキャンプの様子を持ち回りで撮影していたのだが、なぜか4人全体が映ったカットが挿入される。じゃあカメラを抱えていたのは誰なんだよという、不思議な話。こういうのも好き。

ほんとにあった!呪いのビデオ 4      ★

「呪われた病院篇」とサブタイトルが付いており、その通り病院を舞台にたっぷり1時間お届けである。問題はあまり面白くないこと。前作3はよかったのに落差がある。
投稿映像だけでは時間を埋められないのか、病院関係者の語る怪談が各所に入っており、どうも首をかしげたくなる。その内容も、夜に勝手に鳴るナースコールとか、エレベーターが勝手に霊安室に止まるとか、どこかで聞いたような話であり、そんな内容を神妙な顔して語られても困ってしまうというものである。
割と面白かったのは、レントゲン写真に文字のようなものが映りこんでいた「レントゲン写真」。あとは病室の鏡に老婆の顔が一瞬現れる「病室」ぐらいか。後回しにしてもよい巻だ。



ほんとにあった!呪いのビデオ 5

ほんとにあった!呪いのビデオ 6      ★★

これは、なんかアレレというものが多い。
「ビデオレター」は、亡くなった猫の姿が映り、ってものなんだけど、猫が映ったところで怖くないなあ……「レインコート」は、子供の霊が映ってしまったという映像だが、なんかマスコットみたいな映り方して笑えてしまうぐらいだ。
霊媒師の人が除霊をしてる様子を撮影した「除霊」は、大盤振る舞いとばかりにバカスカ霊が出てて凄いね。ひと通り「ここと、ここと、ここに霊が出ますよ」と解説してから映像を流し出すぐらいだ。いっぱい出ててもありがたみはない。

ほんとにあった!呪いのビデオ 7     ★★★

投稿者の父親が遺した8ミリの不可解な映像、「現像された8ミリフィルム」はいい感じに得体が知れなくて不気味だったのだが、次の、余興のために全身タイツを着た女が登場する「浴室から覗く顔」がその余韻を一瞬でぶち壊す。
他は「留守電に残された声」は出来すぎてる感があるものの面白かった。
最後の「動物霊」は、オカルト研究部に封印されていた、昔の部員がこっくりさんを行う様子を収めたもので、観たら部屋に異臭が漂うというものだが(警告まで出る)、何もなし。部員らしき女性の顔が不気味に歪むのは割と見ごたえがあるのだが。

ほんとにあった!呪いのビデオ 8     ★★

なんか申し訳ないけど今一つだったなあ。「地下鉄」はカップルが仲良さげで僻み根性が出てくるしさ。他にも「ラブホテル」なんかも、まあ悪くはないけど。
何が映ってるのかわからないのが多くて、それが連続して出てくるのが困る。
メインは「テレビ」。突然ぶっ倒れる子供については印象深いけれど、いちいち実家の古い8ミリとか持ち出してきて結びつけるのは、さすがにどうかと思う。しかも8ミリフィルムにも変なもの映ってましたという。まあこの8ミリに映ってた映像はそれなりだったのが救いといえば救い。最後に投稿者の奥さんが怒りだすくだりはカットが妥当。何も楽しくない。

ほんとにあった!呪いのビデオ 9     ★★★

花火大会の煙が、よく見ると人の顔になっているというのが斬新な「白煙」がよかったかな。あとは謎の声ネタがちらほらあったけど、あまりインパクトはない。足が出てきたり手が出てきたり目が出てきたりという、オーソドックスなのがいくつかあり、それはOK。
トリを飾る「アパート」は、この映像を観た人の夢に謎の赤い人影が出てくるという、いわくのある映像なのだが、映像的にはたいして怖いものではなかった。当然夢にも出てこない。

ほんとにあった!呪いのビデオ 10     ★★

これはあまり印象が良くない。中盤の取材が長すぎるのだ。具体的には「続 白い足」「叔父の呪い」の2つ。
前者は過去のspecial2で紹介された「白い足」の続編なのだが、はっきり言ってどうでもよかった。子供がおもちゃの電話で誰かと本当に話しているような不可解な言動を…って、背景はともかく、別に怖い映像でもない。
後者は映像はそれなりだがとにかく取材が長くて長くて。携帯いじりながら観てた。
あとはグロ風味な上にかなり不可解な「下水道」や、本当に何か落ちてないか?と思われる「落下する霊」の印象が強い。これらはまだよかったのだが。
最後の「声に取り憑かれた男」もイマイチで、あまり満足感がないまま終わってしまった。


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