その他のシリーズ ほんとにあった！呪いのビデオ・封印映像他感想
呪いのサイト 感想群
2019/01/01
Contents
この「呪いのサイト」は、ブロードウェイの公式によると「ほんとにあった！呪いのビデオ製作委員会が放つ、新たなる恐怖！」。
ということで、感想を記す。
呪いのサイト ★★★
あらすじamazonより引用（青字）
無数に存在するインターネットのサイトの中でも、「そのサイトにアクセスした者は必ず呪われて死ぬ」という不気味なページをスタッフが発見。それは一体どんなサイトなのか?そして、興味本位でアクセスしてしまった者がたどる運命は…。
なかなか面白かった。最初に抱いた印象は、「ほんとにあった！呪いのビデオ THE MOVIE2」に似てるということ。あれが好きな人は楽しめるのではないか。時間は1時間ほどなのでサクッと観れる。
一応、作り物ではなく実際にあった事件という体裁である。失踪者が残した映像について調査するドキュメンタリーもの。
単なるオカルトサイトの紹介というより、「ほん呪」に出てくるような映像について調べていく過程で、おかしなサイトにぶち当たるという構成になっている。廃墟探検の映像の中に妙なものが映りこむとかは、まんま本家でありそうなもので、つまりは「ほん呪」でやってる調査を丸々1時間流してるとみれば、おおまかにイメージがつかめるだろう。
内容についてはやはり話の強引な結びつきが目立つのだが、次から次へと準備された手がかりが出てくるので、感心はしないけど興味は持続する。映像は、kudanという女性が出てくるものだけは少し怖かったが、あとは「ほん呪」で観てきたものとそう変わるものではない。
シリーズ第1作ということでまだまだ試行錯誤の状態にあるのが感じられるが、すでに2作目が出ており、今後にも期待が持てそう。
呪いのサイト2 ★
あらすじamazonより引用（青字）
インターネット上の「呪いのサイト」をテーマにしたオリジナルホラーシリーズ第2弾。ひとりの女子高生が自殺した。名前は金井志穂。とある廃墟で首吊り死体として発見された彼女は、自殺する直前「気持ち悪いサイトを見た」と言っていた…。
「呪いのサイト 感想群」の更新は今回で最終回です！今までありがとうございました！と言いたくなるぐらいどうしようもない作品である。
1作目がなかなかよかったのにどうして2作目でこうなってしまうのか。
前作は取材メインで「ほん呪」に近い内容だったが、本作からいきなり、怖い話をオムニバスドラマ仕立てにした作りになっている。
内容も、呪いのサイトを観てしまった友人が死んで主人公もなんか襲われました、というのばかりで倒れそうになる。どの話も「つづく」って文字が出て終るけど、何が「つづく」だよ、続いてても観ねーよもう。
どうも演技も素人くさく、再現ドラマの中で取材とか行っているが、インタビューの受け答えすら演技そのものだ。「ほん呪」のインタビューはそんなに違和感ないのが多いのに、なぜだ？
良かったのは出てくる女性の露出が多めだったところぐらいだ。
2つ目の話なんかは、死んだ友人の書いてたブログがその後消えてしまいましたって終わり方なのだが、ブログ名の表示が消えて「LENTAL BLOG」だって。LENTALて…適当に作ってんじゃないよ全く。
ということで次作はよほど評判がよくない限り観ないことにする。